肌荒れの原因は消化不良!?消化力を高めて美肌になる6つのコツ

skin-lotion消化不良になると、胃の不要物が毒素となって胃腸に残り、肌荒れなどさまざまな不調の原因になります。毒素は肝臓や腎臓に送られて解毒しようとしますが、完全には処理しきれないのです。

消化不良は、暴飲暴食や過労、ストレスによって胃腸の機能が低下することが原因となります。ストレスにさらされる現代人でも肌荒れ知らずの美肌をめざしたいですよね。今回は消化力を高めるコツをご紹介いたします。

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1:よく噛んで食べる

早食いでよく噛んで食べない人は消化能力がおちて肌荒れの原因となります。よく噛んで食べると食べ物の表面積が大きくなり、唾液の分泌が活発化し消化酵素(アミラーゼ)による食べ物を分解効率がアップします。

口は言葉を話すだけのものでなく、消化器です。ここで細かく砕いて唾液を混ぜて胃へ送れば消化吸収活動の手助けになり、胃の負担を減らすことができます。1口ごとに30回噛むことがすすめられています。

 2:温かい飲み物をゆっくりとる

胃腸が冷えていると消化が悪くなります。胃腸が冷えないように冷たすぎる飲み物や食べ物は控えた方がいいのです。自分にちょうど良いと感じるくらいの温かい飲み物をゆっくり摂ると消化能力がアップします。

中でも白湯がオススメです。沸騰したお湯を少し冷ましていただくだけですが、胃腸などの内臓機能を温めることができるので、消化作用を促進します。飲んだ直後から全身の血の巡りがよくなり美肌効果をあげます。体内で滞っていた余分な水分を尿として排出し、むくみを解消します。便秘解消にも効果が期待できます。

 3:消化酵素を豊富に含む食品をとる

消化酵素は、食べ物を消化して栄養素の吸収をスムーズにするための酵素です。炭水化物消化酵素、タンパク質消化酵素と、脂肪消化酵素の3つがあります。

消化酵素は量に限りがある為、消化酵素の量が足りないと消化が十分にできなくなり、未消化な食物は、腸のなかで停滞します。そうすると便秘や肌荒れの原因になるのです。

消化酵素が豊富な食べ物を意識的に摂取しましょう。生野菜、果物、生魚、納豆、味噌などに多く含まれています。中でも蛋白質分解酵素や炭水化物分解酵素などの消化酵素を含む大根おろしはオススメです。肉料理の付け合わせに生野菜(キャベツやレタス)を添えて消化力をあげましょう。

 4:消化の悪い食品は避ける

暴飲暴食を避けなければなりませんが、消化の悪い食品や刺激が強すぎるものは胃腸に負担をあたえ、消化能力を落とし肌荒れの原因となるので注意が必要です。体内の消化酵素は量に限りがあるので、消化酵素をたくさん消費する揚げ物や脂っこいもの、激辛な食べ物などです。

また、お酒は消化酵素の分泌量を増やしたり、胃を活性化したりする力がありますが、飲み過ぎると逆効果です。消化管や肝臓に悪影響をおよぼすので肌荒れの原因となります。お酒は適量を守ることが大切です。

5:睡眠をしっかりとる

睡眠は消化不良に関係ないように思いますが、実は大切な役割を担っているのです。睡眠の役割は体や神経の疲れを休めるなど、新陳代謝によって体をリセットして、翌日元気に活動するためのエネルギーを蓄えます。

しかし、睡眠不足の状態は新陳代謝も行なわれないので体の負担が大きくなります。そして、新陳代謝で生成される酵素にも影響があるのです。酵素が生成されないと、翌日に必要となる消化機能や代謝機能も酵素不足で働きが悪くなります。

睡眠不足の翌日は、胃がもたれや食欲不振と共に肌荒れを経験したことがあるでしょう。睡眠不足は消化能力が低下し肌荒れの原因になっているのです。

6:規則正しい生活をする

人間の体には体内リズムというものがあります。食事は1日3回、朝昼夕と決まってとっているのは体内リズムを整えているからです。しかし朝食を食べたり食べなかったり、曜日によって寝溜めしたりといった不規則な生活は、体がいつ、どのタイミングで消化活動に力を入れれば良いのか分からなくなります。すると、内臓が充分に活動できずに消化不良を起こし、肌荒れの原因になります。

美肌を手に入れるために、体内リズムを整えるようにしましょう。食事の時間、働く時間、寝る時間を毎日同じ時間帯にし、規則正しい生活を長く維持するのがポイントです。

まとめ

私たちの身体の細胞の1つ1つは毎日の食事から栄養を摂って作られています。もちろん美肌をつくるのも食べ物の栄養がなくてはなりません。そしてその栄養が機能するかどうかは、消化力が重要です。

肌荒れは消化不良が原因になっていることがお分りいただけたでしょうか?この6つのコツを意識してとり入れ、肌荒れのない美肌を目指していきましょう。

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