断食後の回復食でリバウンドしない7種のメニュー

断食後の回復食でリバウンドしない7種のメニュー

デトックス効果によるダイエットに繋がる断食。近年女子には大人気のダイエット方法でもありますね。オフを利用した短期間でできる、栄養士監修の食事付断食道場プランもあるホテルなども流行っています。しかしながら自己判断で断食後にいきなり脂っこいものや大量の食べ物を摂取すると、リバウンドを起こし、重症な場合には消化不良による病気になる可能性も高くなります。ここでは断食後にリバウンドしにくいメニューをご紹介します。



まずは断食とは、食べていないのに体内に溜まった古い食物の残骸が宿便として排泄されます。いわゆるデトックス効果といわれるものです。また断食で一定期間食事を断つことによって、内臓の休息による機能回復や毒物・老廃物の排出がなされます。特に老廃物を排出することにより便秘解消・美肌効果も期待されます。断食経験者の悩みで多いのがリバウンドです。断食後の誤った食事が原因だと考えられます。断食後は、体内が飢餓状態になっているので、断食後すぐに普段どおりに食事を摂ってしまうと、少しでもたくさんの栄養を蓄積しようと体が働いてしまい脂肪が溜まりやすくなっていきます。リバウンド防止のために正しい回復食を摂りましょう。

1 味噌汁や野菜スープ

 初めは具なし、薄味のもので徐々に煮てやわらかくなる野菜などを加えていくことがおすすめです。断食中に休息していた内臓をゆっくり優しく起こしてあげるイメージで少しずつ食べましょう。断食後は約一週間かけて食事を元に戻すのが目安です。後半に近づくころには具なしの野菜スープから取り入れ徐々に具を増やしていくのも嗜好が変わっていいですね。

2 おかゆ

 初めはおかゆを煮たときにできる上澄みの部分、重湯から摂りましょう。裏技として重湯は米粉があれば水に溶かしてとろみができるまで煮ると簡単に時短でできます。そこから徐々に水分を減らしたおかゆに変えていきましょう。梅干や少量のお漬物も添えると食べやすいですね。回復食後半くらいになると小豆を加えた小豆粥、かぼちゃを加えたかぼちゃ粥などのアレンジも素朴ながら新鮮味があってうれしいですね。

3 ヨーグルト・すりりんご

 ヨーグルトは砂糖なし、甘みなしのプレーンなものを摂りましょう。すりりんごはまるまる一個分、すった状態が内臓がゆっくり起きるのに優しいです。りんごは食物繊維が豊富なのでデトックス効果があり、さらにその食物繊維は腸内の乳酸菌の増殖を促進するので、腸の働きを正常に戻してくれます。

ほんのり甘く酸味もあるのでスイーツ感覚で食べられるのもうれしいですね。

4 野菜サラダ

 回復食中期以降には野菜サラダも取り入れましょう。野菜は彩りもきれいで回復食の味気なさも少し緩和されそうです。簡単にレンジで作れる温野菜サラダが食べやすくてお勧めです。ただしオイルが使われているドレッシングはNGなので、ポン酢を少量かける程度で野菜本来の味を楽しみましょう。

5 そばやうどん

初めは消化を良くする為やわらかくクタクタに煮てください。ここで要注意なのがお汁は薄味にすることと消化にいいからと言って食べ過ぎないことです。また薄味に抵抗がある方は、昆布やかつおなどでしっかり出汁きかせると食べやすくなります。

麺類は煮る時間を長くすることによってやわらかさを変えることもでき、お粥の代わりにもなるので飽き防止にもいい食材です。

6 豆乳・豆腐・納豆

 大豆には多くの栄養素が含まれています。特に肉や魚を取らず断食後に不足したたんぱく質を補充できます。たんぱく質は筋肉を作る材料になるので、たんぱく質を十分に摂取しないと筋肉が減少して、反対に太りやすい体質を作ってしまいます。大豆自体のカロリーも低くやせやすく太りにくい体質を作るので回復食にはぴったりですね。

7 ドライフルーツ

断食に続く回復食でそろそろ甘みもほしくなる頃ではないでしょうか。
自然の旨みを凝縮し、不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んだドライフルーツは回復食にとってもお勧めの一品です。
砂糖や添加物を一切使っていないオーガニックのものがいいですね。ただしマンゴーやバナナは体を冷やしてしまうので避けましょう。

まとめ

断食後の回復食について上記を頭に入れながら摂るとリバウンドも防げるのではないでしょうか。さらにコーヒーや紅茶、緑茶などは断食後の内臓には刺激が強いので控え、お白湯やノンカフェインの麦茶などを常温以上で飲むこともおさえておきましょう。辛い断食を乗り越え、正しい回復食を摂取しリバウンドのないより健康な体を目指しましょう。 

こちらもおすすめ