女性にとって大問題!おならの臭いを改善する7つの方法

女性にとって大問題!おならの臭いを改善する7つの方法

おならは人間であれば誰でもするもの、生理現象なので我慢すると健康によくないといわれても、女性ならばおならが多くて悩んだり、臭いが気になったりしているものです。

人前でおならをするのははずかしいと気にすれば気にするほどでてしまうなど悩みはつきませんがそんな悩みを少しでも解消するためにおならの臭いを改善する方法をご紹介いたします。

1 食物繊維でおならの臭いを解消

食物繊維は腸の働きを整え活性化させる役割があります。腸内細菌には善玉菌と悪玉菌が生息しています。食物繊維が腸内で発酵されるとき悪玉菌が生息しにくい環境をつくり善玉菌が働きやすい環境になるのです。

つまり食物繊維はおならの臭いの原因のひとつである悪玉菌の増加を抑えやすい環境をつくることができます。食物繊維を多く含む野菜、海藻類、きのこ類をしっかり摂取しておならの臭いをおさえましょう。

2 肉食は控えめに

おならは豆類や芋類などが消化された時にできる発酵型と肉や卵などの動物性たんぱく質が消化された時にできる腐敗型のガスの2種類あります。インドール、アンモニアなど強い臭いを発生させるのは腐敗型です。

肉食中心の食生活はおならの臭いが強くなる傾向があります。肉食は控えめに野菜や魚類、大豆製品を中心とした和風の食生活はおならの臭いをおさえることができるようです。

3 消臭効果のある食品

おならの臭い対策に消臭効果のある食品を積極的に食べるのも1つの方法です。お茶のカテキンなどのポリフェノール類は植物性の消臭機能があります。ニンジンの葉はβカロチンやビタミンCが多く含まれている食品ですが消臭効果も高いようです。

次にマッシュルームに含まれるトレハロースは臭いを抑える作用が期待できます。またクロレラなどの藍藻類はアンモニアや硫化水素などの刺激臭のもととなる成分を吸収抑制する効果があるといわれております。パセリなどのセリ科にも食物の腸内ガスを抑える作用があるようです。

4 ストレスをためない

胃腸の働きはストレスと関係しています。緊張が高まる場面などでは交感神経の働きによって胃腸の働きが低下し腸内細菌叢が乱れ悪玉菌が増殖して便秘や下痢を引き起こしおならもでやすい環境になるのです。

人前でおならがでたらどうしようと気にすることでストレスが高まり、おならがでやすくなってしまうこともあります。臭いも腸の悪玉菌が増加していることから強くなります。ストレスをためて腸内細菌叢を乱さないように注意しましょう。

5 硫黄化合物食品の臭い

硫黄化合物食品とはタマネギやニンニク、大根の辛み成分、ニラ、ネギなど強い刺激臭をもつ食品です。その強力な臭い成分は抗酸化作用も強く血行促進や血液サラサラ効果も高く成人病の予防に効果がある食品です。

健康にとてもいい食品なのですがおならの臭いは強くなる傾向にあります。食物繊維の多い食品や消臭効果のある食品と組み合わせて摂取しましょう。

6 オリゴ糖の効果

オリゴ糖は消化吸収されず大腸まで到達します。そのためエネルギー源として使われるのはごくわずかであり血糖値をあげにくい甘味料としても知られています。腸内では善玉菌であるビフィズス菌の栄養源になって善玉菌を増やす働きをするため腸内環境の整備に有効です。

腸内の悪玉菌が多いとおならの臭いが強くなる原因になります。善玉菌を増やし悪玉菌を減らすための方法としてオリゴ糖を摂取するといいでしょう。オリゴ糖を摂取すると最初は善玉菌の活性化によりおならが増える感じがしますが臭いは減少しています。

7 乳酸菌の摂取を

乳酸菌には様々な効用があり、大腸がんや胃がんのリスクを低減する、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症)を軽減する、過敏性腸症候群を予防する、便秘を解消する、コレステロール低下、肌トラブルの解消などがあげられます。

そしておならの臭いの原因となる悪化した腸内細菌叢を整えるのに乳酸菌が効果的です。乳酸菌を摂取すると乳酸菌は善玉菌を増殖し悪玉菌を減らし腸内細菌叢を整えるのです。乳酸菌の摂取をやめると悪玉菌が増殖してしまうように腸内細菌叢の環境は変わりやすいため継続的に摂取するといいそうです。乳酸菌飲料やヨーグルトを摂取しましょう。

まとめ

おならはがまんするのも腸内環境を悪化させてしまう原因になるそうです。健康上よくないので上手に出すことが大切なのかもしれませんね。おならの臭いを改善することは上手に出す行為につながります。

ただおならの回数がいつもより増えたり臭いが強くなった場合は病気がかくれている可能性もありますので病院を受診することをおすすめします。女性ならではの悩みの1つのおならの臭いを少しでも改善できたならば幸いです。

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