5:楽に座れる「体育座り」
体育座りとは両膝を立てて膝を両手で抱え込むようにして座る座り方です。正座や長座がしにくいと感じている人でも、体育座りならば楽にできるのではないでしょうか。
しかし、両手で両膝を抱え込むときに背中を丸めてしまうと、腰の反りがなくなり腰に負担がかかってしまいます。骨盤矯正のための体育座りは、やはりS字を意識して、背筋を伸ばすように座ることが大切になります。
体か硬くて正座や長座化しにくい人は、まずこの体育座りから始めてみてはいかがでしょうか。
6:ゆがみが生じやすい座り方①あぐら
あぐらの座り方は脚は楽ですが腰への負担は大きい座り方です。股関節が外側に回ってしまうため、骨盤にゆがみが生じやすくなります。
また、左右の足のどちらを上にするのかは、癖が出やすい座り方でもありますので、ゆがんでしまった骨盤をさらにゆがめてしまいかねません。
あぐらで座りたい場合にも、骨盤を立てるように意識すればよいのですが、股関節を広げてしまっているために上手にできません。
骨盤の矯正をしたいのであれば、あぐらをかくのはあまり長い時間はやらずに左右のバランスも考えながら座って下さい。
7:ゆがみが生じやすい座り方②ぺたんこ座り
お尻と足を床につけて、膝を曲げて座る座り方です。股関節が極端に内側にねじ曲がってしまう座り方なので、ゆがみが生じ安い座り方でもあります。
続けていると膝にもねじれが生じてくるため、膝にもゆがみや痛みが現れてきてしまいます。長いこと座る座り方ではありませんので、気を付けて下さい。
8:ゆがみが生じやすい座り方③横座り
同じように歪みやすい座り方には「横座り」があります。左右どちらにも足をずらして座る座り方ですが、腰に負担がかかりやすいので骨盤矯正の座り方にはなりません。
どちらの側に足を置くのかも癖のある方に偏りがちになってしまいますので、横座りをしなければならない時には、負担が生じる前に足替えを行うことをオススメします。
長い間座っていなければならなくて、正座がきつくなった時にやりがちな座り方ですが、こちらの方も長く行っていては骨盤にゆがみが生じてしまいますので、気を付けて下さい。
まとめ
・「正座」は骨盤を立てた骨盤矯正の座り方をしやすい
・椅子に座る時はS字を意識して座るように心がける
骨盤がゆがんでいると腰痛だけでなく、脂肪もたまりやすくなり太ってしまう原因にもなります。
普段から座り方に気を付けて、正しい座り方で骨盤の歪みを治しましょう。
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