ジーンズはコーディネートしだいでカジュアルにもベーシックにも着こなしができるファッションの万能アイテムです。デキる女は履き心地とシルエットにこだわり大人かっこいい女性としてジーンズを履きこなしていることでしょう。
そんなジーンズを長くキレイに履き続けるために今回は洗濯方法のコツと注意点についてご紹介いたします。
1 洗濯前のチェックポイント
まずジーンズの洗濯をする前にポケットに物が入っていないか、泥はねなどの汚れはないかチェックしましょう。ボールペン等ポケットに入ったまま洗うとインクが飛び散ってジーンズを汚してしまうことがあります。
後で後悔しないためにもポケットの中のチェックは必ず行いましょう。また泥はねは乾いてから洗濯前にブラシ(使用済み歯ブラシも可)で落としてから洗濯しましょう。
2 色落ちのチェック
ジーンズを初めて洗う時には色落ちテストをするといいでしょう。ジーンズは色落ちしやすい衣類ですが色落ちはボタンやワッペン、スパンコールなどの付属品から色がでる場合もあります。
色落ちのチェックは白いタオルに洗浄液をつけ、色落ちしても目立たないところを軽くたたきます。色がついたらそのジーンズは洗濯で必ず色落ちするので他の洗濯物と一緒に洗うのは避けましょう。
3 色落ちが気になるジーンズの洗い方
洗濯機を利用する場合は手洗いコース(ドライコース)を選択し、生地の傷み防止のためにもジーンズを裏返し、ファスナーやボタンは締めた状態にしてネットにいれます。洗剤は中性洗剤を使用します。
脱水も自動になっている場合もありますが、30秒くらいの短めにするといいでしょう。手洗いの場合は洗面器などを利用してつけ置き洗いをします。洗面器の容量に合った中性洗剤をいれよく混ぜ合わせ洗濯液をつくります。
裏返してファスナーやボタンは締めた状態のジーンズを10〜15分つけます。軽く脱水(回転がかかってから5秒間くらいを目安)をしてきれいな水ですすぎます。再度軽く脱水をします。洗剤が落ちない場合は何度か繰り返し行います。
また洗濯水はお風呂の残り湯などのお湯を使用すると色落ちが進みます。水で洗う方が色落ちを抑えることができます。さらに色落ちが気になる方は氷水を利用してもいいでしょう。
4 洗濯の頻度
大切なジーンズだから色落ちや生地を傷めたくない理由からジーンズを洗濯しないと決めているかたもいらっしゃいます。しかし洗濯しないほうが生地を劣化させているのです。皮脂などの汚れによって雑菌が繁殖し臭いを発生させるだけでなく生地の傷みの原因になります。
最低でも1ヶ月に1回は洗濯した方がいいでしょう。汗をかく夏場は最低でも2週間に1回は洗濯した方がよさそうです。
5 洗濯洗剤
ジーンズの色落ちが気にならず汚れをしっかり落としたい場合はアルカリ性洗剤で十分ですが、大切なジーンズの洗濯洗剤は中性洗剤で洗うのがベストです。また蛍光剤や漂白剤が配合された洗剤は変色の原因になります。
洗剤はすすぎが十分でないと洗剤が生地の繊維に残って変色や傷みの原因になります。すすぎは2〜3回水を替えながら洗剤をしっかり落とす必要があります。
また汗や皮脂などの汚れがあまりない場合は洗剤を使わなくても十分汚れを落とすことができるでしょう。色落ちのダメージも少なくすみます。
6 柔軟剤
ジーンズは作業用のワークパンツであるため柔軟剤は必要ないという考え方が主流のようでした。しかし丈夫な生地がゆえに洗濯後の生地のゴワゴワがなって気になる方もいらっしゃいます。
柔軟剤を使うことでゴワゴワした感じを防ぐことができます。ジーンズ専用の柔軟剤もあるようですのでお好みで使用してみてはいかがでしょうか
7 ジーンズの干し方
ジーンズは生地が厚いため、なかなか乾きにくい特徴があり、天気の悪い日の部屋干しは生乾きにより雑菌が発生しやすく臭いの原因になります。洗濯はお天気のいい日に行いましょう。風通しがよく陰干しがおすすめです。
ジーンズは裏返した状態の方が日焼けを防いだりポケットの部分が乾きやすくなったりします。また逆さに干すと膝の出っ張った生地が伸ばせるのでおすすめです。裾の部分を立体的に干すと乾きもよくなります。
まとめ
ジーンズの洗濯方法はいかがだったでしょうか?ジーンズは人それぞれこだわりのでる衣類ですが洗い方をいまいち知らないのが現状です。
こだわりがあるからこそ、できるだけ買った時の風合いを保ち長く履き続けたいものですよね。間違った洗い方ではせっかくのジーンズを台なしにしてしまいます。これからもかっこよくジーンズを履きこなすために洗濯方法にも気を使っていきましょう。