サンサンと太陽が降り注ぐ夏。屋外でのイベントも多い夏に気になるのが、日焼けです。日焼け止めを塗っていても、肌がジリジリ焼けるような感覚を感じる時がありますよね。肌が紫外線を浴びると、肌の細胞核にある遺伝子が傷つかないようにメラニン色素が分泌されます。
このために、日焼けをすると皮膚が褐色に変化するのです。ここでは、そんな日焼けした肌を美肌に戻す美白方法をご紹介したいと思います。
１ 冷やす
これは、日焼けした直後、特に肌が赤い状態のときによく効く方法です。氷水で冷やしたタオルを優しく肌に乗せる。これを繰り返しましょう。氷水や、保冷剤で直接冷やすと肌にダメージがかかるので、冷やしたタオルで間接的に冷やすのがおすすめです。
そのあとは保湿クリームや化粧水で肌を整えましょう。日焼けした肌は極端に水分が不足していますので、しっかり保湿しましょう。
２ 早く寝る
人間の体はダメージを修復する機能をきちんと備えています。その機能を最大限発揮してもらうためにも、肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時～2時に、きちんと寝ることが重要です。
このゴールデンタイムには、肌の成長や修復を促す成長ホルモンがたくさん分泌されますので、美白のためには、この時間に寝ることが大切です。また睡眠の質も大事になりますので、睡眠前に目を使う作業を控えたり、体を温めたりすることも大切です。
３ 美白化粧水を使う
日焼けをして肌が褐色に変化するのは、黒色メラニンと呼ばれる物質が増加するためです。この黒色メラニンは、そのままにしておくとシミの原因となります。シミを防いで美白を目指すために、美白化粧品を使いましょう。
美白化粧品の中でも、ハイドロキノンという、美白作用がもっとも強い成分が使われているものがおススメです。
4 日焼け止めを塗る
美白方法なのに日焼け止め？と思う方もいるかもしれませんが、日焼けした肌に、さらなるダメージを与えないためにも日焼け止めは必須アイテムです。
夏に比べて紫外線は弱くなりますが、秋、冬も日焼けするのに十分な量の紫外線が降り注いでいます。シミを防ぐためにも、日焼け止めを日ごろから使用するのが重要です。
5 ビタミンを摂取する
日焼け後の美白対策として、ビタミンを積極的に摂取することが重要です。特に、ビタミンCとビタミンE。ビタミンCは、紫外線によって増えるメラニンの生成を抑える効果があります。さらにビタミンEを一緒に摂取することで、日焼けした肌の回復効果が高まります。
ただし、即効性があるものではないので、継続して普段から摂取することが大切です。代表的な食べ物としては、オレンジや、グレープフルーツ等の柑橘系、アボカドやナッツが挙げられます。
6 洗顔をする
洗顔といっても、美白対策としての洗顔にはいくつかのポイントがあります。顔の皮膚、特に日焼けをした肌はデリケートなので、強くこすってはいけません。肌に手が触れず、皮膚の上で泡を転がすような洗顔の仕方が理想です。また、洗い流すときはぬるま湯を使いましょう。
肌の上に泡がある状態は皮膚にダメージを与えるので、なるべく早く洗い流すことも重要です。日焼けした肌を美しく白い肌に戻すためには、普段の洗顔で、メラニン色素や古い角質層を洗い流すことが大事なのです。
まとめ
日焼けを完璧に防ぐことはできませんので、美白のためには、日焼けをしたあとの行動が重要となります。日焼けした肌を美肌に戻すためには、上記のような基本的な方法をこつこつ継続して行うことが重要です。
また上記の方法は日焼け後の対策としてはもちろんのこと、普段から行うことによって、さらなる美白を目指せる方法ですので、ぜひ試していただきたいと思います。