バナナマンの日村さんが10キロ体重を減らすことに成功した夜トマトダイエット。なぜ毎夜トマトを食べるだけで10キロも痩せることができたのでしょうか。その理由が気になりますね。
夜トマトダイエットの効果について調べましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
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1:抗酸化作用のリコピン
トマトに多く含まれるリコピンはカロテノイドの一つです。カロテノイドは、ポリフェノールと並んで代表的な「抗酸化物質」の一つです。抗酸化作用とは、酸化を抑制する作用です。
老化は体内の酸化が促進されることによって早められます。カロテノイドは、体内に入り細胞の代わりに酸化されることによって、細胞の老化を防止する効果があります。
なかでも、リコピンはカロチンの2倍、ビタミンEの100倍もの強い抗酸化作用があり、アンチエイジング効果も期待できます。
血液ドロドロの原因である悪玉コレステロールは、中性脂肪などが原因で増えているのですが、リコピンはこの悪玉コレステロールを除去する作用もあります。その結果、血液がサラサラになり、新陳代謝が高まることで痩せやすい身体に変わるのです。
また、寝る前にトマトを食べることによって、別の効果もあります。
夜は運動機能も低下しますし、消化機能も落ちてしまいます。つまり夜にたっぷり食べ過ぎてしまうと、いろいろなものがすべて体内に溜め込まれてしまうのですが、夜にトマトを食べることによって、それをリセットすることになるのです。
リコピンは油溶性のため、そのまま食べるよりも油と一緒に摂取すると、吸収が高まります。また、加熱することで細胞膜が壊れリコピンの吸収率が更にアップします。リコピンを効果的に摂るには、オリーブオイルでトマトを炒めて食べるのがオススメです。
2:便秘解消
トマトに含まれている水溶性食物繊維のペクチンは「便秘解消」をしてくれる成分で、体の中の老廃物などを外部へ排出してくれる作用があります。
ダイエットにおいて、一番大事なのは、便秘を解消すること。どんなに体重が落ちても便秘がちであると、身体に毒素が溜り新陳代謝が悪くなります。食物繊維が豊富なトマトを食べて体の中から、毒素を出してダイエットするようにしましょう。
トマトだけでも水溶性食物繊維はとれますが、ここに寒天を加えれば更に効果がアップします。寒天は無味無臭ですので、トマトの味を邪魔することもありません。寒天パウダーをトマトジュースに加えれば、便秘解消に更に役立ちます。
3:脂肪の代謝を促進
トマトに多く含まれているビタミンB6、B2は、脂肪の代謝を促進します。さらに酸味の元、クエン酸は脂肪燃焼を促し、エネルギー消費量を高め、疲労回復にも効果があります。
また、トマトに含まれている脂肪酸「13-OXO-ODA」は、脂肪を燃焼させる効果があることがわかっており、生のトマトより加熱処理されたトマトに多く含まれることも判明しています。
より一層の脂肪燃焼効果をより実感したい方は、トマトジュースやトマトソースに、脂肪燃焼効果のあるカプサイシンを含むタバスコや鷹の爪を加えて調理してみてください。
4:痩せるホルモンの分泌を助ける
成長ホルモンは別名「痩せるホルモン」と呼ばれ、脂肪の分解や代謝を上げる効果があります。トマトは、そんな成長ホルモンの分泌を助けるビタミンやミネラルが豊富なのです。
成長ホルモンは睡眠中にしか分泌されない物質のため、夜にトマトを食べると分泌が促されてダイエットに効果があります。
5:続けやすい
単純に生のトマトを食べ続けるだけでは、すぐに飽きてしまって挫折することが多いですが、トマトダイエットは生で食べるだけではなく、トマトジュースや加熱して食べ方を工夫するとバリエーションが豊かになるので、長く継続することができます。
だから、忙しい日村さんでも長続きして、10キロのダイエットに成功したのでしょうね。
6:美容に良い
トマトに含まれるリコピンには、美白効果やシミを防止する効果もあります。
ダイエット中は栄養が偏り、肌荒れを起こしがちですが、トマトダイエットをすると、痩せるだけではなく、美肌にもなれるなんて、うれしい限りですね。
まとめ
トマトダイエットは、内側から働きかけることによって、効果が出るダイエットです。体重減少効果は1週間ほどであらわれ、1ヶ月で5キロ減る人もいます。
10キロの体重減も夢ではないのです。一つの食べ物ばかりを食べ続けるダイエットとは違い、他の食べ物には制限はないので、ストレスを感じさせることがありません。これを機会にいいことばかりのトマトダイエットを初めてみませんか?
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