アミノ酸~基礎から分かる効果的な7つの摂取方法

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アミノ酸は、睡眠の改善、肝機能向上、美容増進、成長促進、疲労回復や免疫力向上など、様々な効果があります。

健康維持や美容効果を発揮するアミノ酸ですが、どのように摂るのが効果的なのかをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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1:アミノ酸とは

簡単にいえば水の次に人体を構成している物質で、脳や心臓といった身体の各部位に送られるなど、身体の組織を作るために必要不可欠なものです。言い換えれば元気の源、健康の源なのです。

体内で吸収されたアミノ酸は、新陳代謝のための材料となって消費されていきます。消費されなかったアミノ酸は、身体の各部位に送られ健康に関わる機能を活性化させる効果があります。

「必須アミノ酸」

体内で合成できないので、食べ物から摂取しないと発育や健康維持に障害をきたします。必須アミノ酸が一つでも欠けると活動が制限されます。

(構成物質9種類)

ロイシン、イソロイシン、バリン、

メチオニン、スレオニン、トリプトファン、

フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン

(これら全てを含む食品は卵、牛乳、牛肉、豚肉、鶏肉、カツオ、アジなど動物性食品、黒酢)

「非必須アミノ酸」

必須アミノ酸以外を「非必須アミノ酸」といいます。

(構成物質11種類)

アルギニン、グルタミン酸、アスパラギン酸、

グルタミン、アラニン、アスパラギン、

グリシン、セリン、プロリン、チロシン、シスチン

※この中でも特にBACCと呼ばれている必須アミノ酸バリン、ロイシン、イソロイシン、非必須アミノ酸アルギニン、グルタミンは、筋肉の30~40%を構成する非常に重要なものです。

ではアミノ酸が不足するとどうなるのでしょうか?

体力の低下、性的能力の弱化、うつ病、神経症、思考力低下等、抵抗力が低下し病気を引き起こす可能性が高まってしまいます。他にも寝付きが悪い、髪がパサパサ、肌荒れなども現れます。

このあとは効果別アミノ酸の摂取方法をご紹介致します。 

2:美肌効果

皮膚の保湿成分である天然保湿因子(NMF)が減少すると肌の水分量も減ってしまいます。NMFは成分の約40%がアミノ酸で構成されています。

保湿成分の維持に効果的な一日の摂取目安は以下の通りです。

セリン100~300mg、

プロリン1000~3000mg、

アラニン1000~2000mg、

アルギニン2000~4000mg、

オルニチン400~1000mg

3:免疫力アップ

免疫細胞はアミノ酸から作られます。免疫細胞は、細菌やウイルスが体の中に進入して来た時、アミノ酸を使って活性化します。血液中のアミノ酸濃度を高めておくことで、免疫細胞の活性化が促進され免疫力アップにつながります。

免疫力アップのアミノ酸

分岐鎖アミノ酸BCAA(イソロイシン、ロイシン、バリン)、

アルギニン、グルタミン

4:ダイエット

運動の30分前くらいに脂肪燃焼してくれるアミノ酸を摂取する。寝ている間や空腹時はアミノ酸が体内に素早く吸収されるので、就寝前に飲むのもダイエットに効果的です。

脂肪を燃焼してくれるアミノ酸

リジン、アラニン、

プロリン、アルギニン

 

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