加齢とともに気になってくるしわですが、コレをすぐにきれいにする方法の一つにヒアルロン酸注射があります。
注射で取り込むことにより、しわを内側から改善して治してくれるのです。
そんなヒアルロン酸の効果と副作用はどのようなものがあるのか見ていきたいと思います!
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ヒアルロン酸とはどういうものか
ヒアルロン酸は私たちの体の中にもともと存在している物質です。もとから体の中に存在しているため、注射によって体内に注入してもアレルギー反応が低くて済むのです。
N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸によって構成されている高分子の物質で、どろりとした粘性のある保湿・保水成分です。お肌の潤いを保つためには欠かせない成分ということができます。
ヒアルロン酸注射によるメリット
ヒアルロンは体内に元からある成分なので、注射で体内に注入しても危ない成分ではありません。また、気になる場所にピンポイントに行えるために、施術に時間もかかりません。
施術によるダウンタイムもなく、ヒアルロン酸を注射したその日から普通に生活していくことができます。術後すぐにメイクをして、帰ることができます。
ヒアルロン酸注射による効果
真皮の内側に注入することにより、自然にふっくらとしたお肌を作ることができます。気になる法令線やちりめんじわなど、年齢を感じさせてしまうしわを解消し、若々しい印象を与えることができます。
またヒアルロン酸注射はしわにのみ効果を発揮するのではなく、豊胸やヒップアップなどにも使われています。
どちらの施術も一日でできる上に日帰りで帰ることができます。外的な施術とは違い、注射のみで行えるために術後の痛みが少なくて済むのです。
メンテナンスが必要
ヒアルロン酸のデメリットとしてまず挙げられるものは、体内にある成分のためにやがて体内に吸収されてしまうということでしょう。しわの解消に関してはもちろんのこと、豊胸やヒップアップに関しても同じことが言えます。
その状態をキープしていくためには、定期的なメンテナンスが必要と言えるでしょう。人によってその期間は異なってきますが、大体3ヶ月から半年と言われています。
技術的な失敗がある
ヒアルロン酸自体は体において無害ですが、施術のやり方によっては失敗することもあるようです。目の周りや涙袋周辺には、たくさんの毛細血管が存在しています。皮膚も薄いためにヒアルロン酸と言っても様々な粘度の違うものを使用するのが普通です。
場所に合わない濃度のヒアルロン酸を使用することによってその部分がだまになってしまい、凹凸を作ってしまう場合もあるのです。
また下手な施術で血管の中にヒアルロン酸を注入してしまい、末端の血管に流れる血液を止めて皮膚が壊死してしまう場合もあるのです。こうなってしまうともう、皮膚移植を行うしか改善することができなくなってしまいます。
目の血管を詰まらせてしまった場合は、最悪失明の可能性もあります。
こうならないようにヒアルロン酸の注射による施術は、経験豊富で信頼できる医師のもとで行うようにしましょう。
塗っても取り込まれないヒアルロン酸
ヒアルロン酸配合の化粧品は、保湿効果をうたっていて肌が乾燥してしまう季節には欲しいものです。肌から吸収される量はほんの少しと考えるのが妥当でしょう。
しかし、洗顔後の肌は保湿のために脂を分泌して肌を守ろうとします。この時にヒアルロン酸配合の化粧水を使用し十分保湿してからクリームを塗って油分で乾燥を防ぐといったやり方ならば、肌の乾燥を防ぐことに大きな効果が出ることでしょう。
サプリメントでも効果はない
飲むヒアルロン酸のサプリメントでは、体内のヒアルロン酸が増えることはありません。サプリメントで摂ることによって、ヒアルロン酸の影響で肌がプルプルになったりすることはないのです。それならばまだ、塗っていた方がお肌に効果的と言えます。
ヒアルロン酸を体内に取り込みたいのであれば、サプリメントで摂取するよりも注射で直接取り込む方が効果的です。
まとめ
ヒアルロン酸を真皮の奥に注射で注入することにより、肌を奥からプルプルにして、しわを解消することができます。
しかし、そのためのデメリットも存在しますので、施術を行う前に慎重に判断しましょう。
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