背中が大きく開いたデザインの洋服など、お肌の露出に備えて全身のケアにも力を入れておきたいところですよね。そこで気になるのが背中ニキビ。
自分では見えないけど、他人から注目されてしまう部分でもあります。そんな背中ニキビの原因はカビかもしれません。
背中ニキビを撃退して見せたくなるような「美背中」を目指しましょう。
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1:原因はカビ?!
なかなか治らない背中ニキビ。赤いポツポツした湿疹が背中にできることがありますが、この場合カビが原因の可能性が高いようです。
このカビは誰の皮膚にもいる常在菌で、マラセチア菌と言われています。毛穴などに存在していて皮脂や角質を養分にして増殖するので、皮脂分泌が多い背中や頭皮などにできやすいといった特徴があります。
2:湿気に注意
カビは湿気を好みます。湿度が高いと繁殖を繰り返すという特徴があるため、気温と湿度の高い夏は増殖しやすく、背中ニキビの症状も悪化しやすくなります。
まずは部屋の湿度に注意しましょう。湿度は50%前後に保つことがベスト。部屋の湿度がどのくらいか湿温計で確認してみるといいでしょう。
お天気のいい日は十分な換気を行い、除湿機も使うなどして湿度対策が大切です。
3:皮膚を清潔に保つ
最近はクールビズがすすめられていて、職場やデパートなどエアコンの温度が高めに設定されていることがあります。汗ばむこともしばしばあったりしませんか?
また、連日の暑さが原因で、背中に溜まる皮脂の時間が長くなります。そうなるとカビが繁殖し、背中ニキビができやすくなります。
汗をかいた場合はタオル等でこまめに拭く、すぐに洗い流すなど皮膚を清潔にすることも重要です。
4:高脂肪食を控える
背中ニキビにも皮脂の分泌が多くならないように食事の脂肪分の摂取を控える必要があります。スナック菓子、クッキー、ケーキ、揚げ物、脂っこいものなど好んで食べ過ぎていませんか?
高脂肪の食事は皮脂の過剰分泌が起こりやすい環境になります。カビが繁殖しやすい原因になるので、余分な脂肪分は控えたいところです。
和食中心の食生活は脂肪が控えられます。脂肪の代わりに野菜を多くとると、お肌を整えるビタミン類が摂取できます。
5:寝具を清潔に
人は寝ている間に多くの汗をかくことが知られています。仰向けで寝ている方は多いですが、背中に一番多く汗をくので、その汗が原因で背中ニキビができる事があります。
お布団はお天気のいい日は干す、布団乾燥機を使うなど寝具を清潔に保つことも大切です。
またパジャマやインナーも汗をかいたらこまめに取りかえましょう。パジャマやインナーの素材を吸水性の良い物にするのもいいでしょう。
6:ボディソープの流し残しに注意
皮膚を清潔にすることは重要ですが、ボディソープの流し残しが毛穴を詰まらせて、カビの増殖を引き起こします。背中ニキビの原因になるので十分注意しましょう。
また体を洗うスポンジやボディタオルなどの流し残しにもカビを増殖してしまう可能性があります。そのカビが増殖したスポンジやボディタオルで体を洗うと背中ニキビの原因または悪化させる原因となるので気を付けましょう。
体を洗うスポンジやボディタオルは使い終わったらしっかり洗い流しよく乾燥させておきましょう。浴室の換気をよくするようにしましょう。
7:シャンプーやトリートメントの流し残しのも注意
髪を洗った後、髪も頭もしっかり流しているつもりでも、実際は残っていることがあります。流し残したシャンプーやトリートメントは頭皮の湿疹の原因になりますが、背中にシャンプーやトリートメントが付着してしまうことが背中ニキビの原因になることがあります。
洗う順番を、髪を洗ってから体を洗うようにするだけで、シャンプーやトリートメントの付着を防ぐことができます。
またお風呂上がりに洗った髪を背中に垂らしておくと、シャンプーやトリートメントが付着するるので、髪を乾かすまでは背中をバスタオル等でカバーしておくようにしましょう。
まとめ
なかなか治らない背中ニキビの原因は、環境や生活習慣が影響していることがわかりました。
生活の中で意識して少し気をつけるだけでも背中ニキビの原因となるカビの繁殖を抑えられそうです。
今までは背中ニキビが気になって背中のあいた洋服や、水着をあきらめていた方も、ぜひ7つの撃退法を実践してみましょう。
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