ケミカルピーリングに興味はあるけど、エステを予約したり通うのが面倒。それにお財布の中身の負担も大きいからとケミカルピーリングを試したことがない人にはピーリング石鹸がおすすめです。
自分の好きなときにケミカルピーリングをすることができます。そのピーリング石鹸について、ご紹介したいと思います。
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1:配合成分
ピーリング石鹸には、AHA(正式名称αヒドロキシ酸)という成分が含まれています。このAHAには、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸などがあり、フルーツ酸とも呼ばれることがあります。この中でよくピーリング石鹸に使われているのは、分子が小さく浸透力に優れているグリコール酸です。
2:ピーリング効果
ピーリング石鹸には、まずピーリングという名前の通り角質を取り除く効果があるため、肌のターンオーバーを促進させ、肌のくすみが解消されます。角質などを取り除く効果によって大人のニキビの原因である角質のつまりが解消されるために、大人のニキビの解消やニキビの跡を薄くする効果があります。
また、ピーリング石鹸には美白効果もあり、メラニンを抑制し改善を行うビタミンC誘導体を浸透しやすくするお手伝いをします。ビタミンC誘導体の化粧水とピーリング石鹸をセットで使用するとさらに効果が高まります。ビタミンC誘導体には、ニキビの原因となる皮脂の分泌を抑制する効果があります。
3:選び方
ピーリング石鹸への酸の種類や配合法はそれぞれ違うため、その人によって肌に合う、合わないがあります。売られている物には1%から5%ぐらいまでの濃度の物があります。
まず、最初は配合率の低いものから選んでいくとよいでしょう。それでも心配な人は、医療機関に相談して自分に適した石鹸を選択してもらいましょう。
4:使用方法
まず、顔をしっかりぬらします。そして、石鹸を泡立てネットなどを使ってしっかり泡立てます。
最初におでこやあごなど比較的肌が丈夫な部分から始めます。このときに指で強くごしごしと洗わないようにして、泡立てた泡を使って洗うようにします。
なぜなら、ピーリング石鹸は通常の石鹸よりも刺激が強いので、強く指でこすってしまうことは肌を傷つけてしまうのです。目元や唇のように肌の弱い場所は避けるようにしてください。
その後は数分そのまま放置します。肌にぴりぴりとした刺激を感じたら、酸の力が働いて、余分な角質を取り除いている状態になっているのです。
そんな刺激が感じられるようになったら、泡を優しく洗い流してください。
その後は肌をケアするためにも通常の洗顔以上に肌の保湿を心がけてください。
背中のニキビに悩んでいる人は、ボディにも使うことができます。
5:使用頻度
つるつるの肌に早くなりたい気持ちはわかりますが、毎日使うことは肌に負担がかかります。皮膚には潤いをキープするために、ある程度の皮脂が必要であり、その必要な皮脂までを奪ってしまうことになってしまいます。
まずは週に1回ぐらいから初め様子をみましょう。
敏感肌や乾燥肌の人は月に一度程度、様子を見て使用しましょう。頻繁に使わない方が良いようです。
6 敏感肌や乾燥肌でも使える?
敏感肌や乾燥肌でも、もちろん使うことはできます。ただし、使うときの注意点があります。まず、使用頻度は皮膚に負担がかかりすぎないように、最大で週に1回ぐらいにします。
また生理前はホルモンのバランスが崩れてしまうため、にきびができやすくなる人は、この時期に1回だけピーリングするのもいいでしょう。
濃度が低い石鹸を選ぶこともポイントです。ニキビに悩む人ならば3%から5%ぐらい、普通肌の人は2%ぐらいの濃度の物が適しているといわれていますが、敏感肌や乾燥肌の人は、1%前後程度のAHA濃度の低い石鹸を選びましょう。
さらに、入浴後に使うのもNG。入浴後は肌の角質が水分を含んでふやけている状態です。肘やかかとのような角質が厚いがさがさの部分には使用してもかまいませんが、敏感肌や乾燥肌の人には刺激が強くなるので、入浴前やシャワーの時の軽くぬらしたぐらいの状態で使用しましょう。
まとめ
自分の家で好きなときにお手軽に、皮膚科などで受けるケミカルピーリングを体験できるのが、ピーリング石鹸のいいところです。
自分にあった石鹸をチョイスして、正しい使い方をすれば、気になる肌のくすみや大人のニキビの悩みも解消されます。ビタミンC誘導体とセットで使うことで、さらにその効果を高めることもできます。まずは、低濃度の物から試しに使ってみて、その効果を実感してみてください。
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