年齢を重ねるごとに気になるシミやシワ・・・。仕方ないと諦めるのはまだ早い!シミやシワは、薄くすることも予防することも可能なのです。諦めずにシミやシワに効く方法を試していきましょう。
今、シミ・シワ対策に手作り化粧品が注目を集めています。特にローズマリー軟膏を自分で作って使用する人が増えてきているようです。今回はローズマリー軟膏の作り方を紹介します。
スポンサーリンク
1:ローズマリーの栽培
ローズマリー軟膏を作るときに重要な材料となるのがその名の通り「ローズマリー」です。軟膏に使うローズマリーは、市販のものでもいいのですが、丈夫で育てやすい植物ですので、自分で栽培したものを使うとさらに安心して使うことが出来るでしょう。
①ローズマリーは、乾燥した場所を好みますので、湿気の多い場所は避けましょう。
②植える時期は、4月や5月の春頃が最適です。
③水やりはそこまで多くする必要はありません。
④日光を浴びやすい場所で育てて、様子を見るだけで徐々に大きく育ってくれます。
⑤冬前や梅雨の時期に刈り込みを行います。
種から蒔く場合と挿し木から育てる場合がありますが、種から育てるとなると、生育に時間がかかり、大きく育つまでには2年ほどかかります。
ローズマリーは、ローズマリー軟膏に活用するだけでなく、肉料理の薬味や、入浴剤としても使用でき、さまざまな活用法がありますので重宝します。
2:道具を準備
ローズマリー軟膏を作るために必要な材料として挙げられるのは、ローズマリーチンキとワセリン、ホホバオイルが主なものです。
ホホバオイルの代わりにオリーブオイルを入れたり、このほかにラベンダーチンキを少し混ぜたりして作る方法もありますが、ここでは基本的なローズマリー軟膏を作るときの材料を紹介しておきます。作り慣れてきたら、さまざまな材料を組み合わせて自分に合ったローズマリー軟膏を見つけてください。
この他に、ローズマリー軟膏を作る際に必要な容器を準備します。
①ビンなどの蓋つきのケース
②計量スプーン
③綿棒
容器は、あらかじめ熱湯に浸して殺菌しておきましょう。
3:ローズマリーチンキを生成
ローズマリー軟膏を作るときに重要な材料が、ワセリンとローズマリーチンキです。ローズマリーチンキは売られていますが、自分で作ることも出来ます。
材料はローズマリーと無水エタノールです。
① ローズマリーを水洗いした後に、葉だけを取り、ビンにその葉を入れます。
② ローズマリーの葉が入ったビンに無水エタノールを注ぎます。
③ 冷暗所などの暗い場所で1ヶ月ほど置いておきます。
④ 1ヶ月ほど経つとビンの中身が濃い緑色になります。
出来たら冷蔵庫に保管して必要なときに使用してください。ローズマリーの葉は取り出して保管してください。
4:ワセリンと混ぜる
ローズマリーチンキを用意出来たら、ワセリンと混ぜ合わせます。量は、基本自由なので、何度も作っているうちに自分の好みに合った配合を見つけることが出来るでしょう。
初めてローズマリー軟膏を作る場合は、ローズマリーチンキとワセリンを1:2の割合で作ると上手くいきます。中には、半分ずつの割合で作る人もいるみたいで、その方が量を測るときに苦労しないかもしれません。
①ローズマリーチンキとワセリンの量を測ります。
②ビンなどの蓋が閉められる容器に入れて湯煎にかけます。
③アルコールが飛び始め、シュワシュワとした様子が見られます。
④この時にアクが出てくるようであれば、綿棒などで取ります。
⑤10分程度湯煎にかけたら、完成!
簡単に作るので、ぜひ作ってみてください。
5:容器に流し入れる
完成した後に、別の容器に移し替えて保存しておくことも出来ます。湯煎にかけるビンと保存しておくビンを別にしておきたい人は、あらかじめ湯煎用のビンと保存用のビンを用意しておきましょう。
また、保存する場合は、ローズマリー軟膏を入れたビンに作った日の日付を書いておくことをオススメします。時間の経過とともに、効果も薄れてくるので、時間が経ちすぎたものは捨てて、新しいものを作って使用するようにしましょう。
まとめ
ローズマリー軟膏は自宅で簡単に作ることが出来ます。肌にも優しく、シミやシワを薄くしていくことが出来るローズマリー軟膏を自分で作って、きれいな肌を取り戻しましょう!
また、ローズマリーには、香りにリラックス効果をもたらす成分も含まれているので、夜寝る前などに塗ると安眠効果にも繋がりますよ。
スポンサーリンク