加齢と共に目立ってしまうほうれい線。その原因は唇の周囲には口輪筋と呼ばれる筋肉があり、唇を動かすときに使われるのですが、普段意識して動かすことがないために、加齢と共に衰えてしまうのです。この衰えがほうれい線やあごのたるみの原因とされています。
ここでは口輪筋を鍛えることによって気になるほうれい線を消す方法をご紹介します。
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1:口笛を吹く
口笛を長い時間吹いていて口のあたりが何となく疲れた経験がある方はいるのではないでしょうか。口笛を吹くためには口輪筋の他に、顎の先の方についているオトガイ筋や頬筋を必要とします。その為、口笛を吹くだけでほうれい線はもちろんのこと、口元や顎のたるみも改善することができます。
また、口笛でしっかりとした音を出すためには腹式呼吸も必要になりますので、腹筋がついたり、有酸素運動と同じ効果が出たりと、一石二鳥以上に良いことづくしなのです。
2:ペットボトルエクササイズ
中身が空の2Lのペットボトルを用意します。肩幅に脚を開いて立ち、口は「ほ」の発音の形にします。「ほー」と声を出しながら息を吐き切り、ペットボトルをくわえます。
このまま思い切り息を吸い、8秒たったらお腹をへこませながら「ほー」と声を出しながら息を吐き切ります。大事なのはしっかりと息を吐き、息を吸うことです。
もう吸えない、吐けない、というところまでしっかりとお腹を使って呼吸をしましょう。これで口輪筋が鍛えられほうれい線を消すことができます。
3:舌を回す
口をすぼめながら、頬を内側から、左、下、右、上、と舌で刺激します。ほうれい線が気になる部分は特に強めに押すようにしましょう。ほうれい線を内側から伸ばすと同時に舌をしっかり動かすことで、筋肉を動かすこともできます。
右回りに3回、左回りに3回程度が目安です。舌を回した後に首の筋肉に疲れを感じることがあると思います。そんな時は首筋を指先で上から下へゆっくりマッサージしましょう。
4:舌を動かす
こちらは舌を回すのではなく、横に動かしてほうれい線を消す方法です。頭を後ろにそらして首をしっかり伸ばしたまま、舌を出して左右に動かしましょう。左右に8回を3セット程度が目安です。
左右に動かすのが辛い方は、大きく舌を出して、5秒間ほど止めるだけでも効果があります。首に疲れを感じた場合は、舌を回すエクササイズの時と同様に、指先で首筋のマッサージを行ってください。
普段使わない筋肉を使うエクササイズですので、痛みや疲れを感じる方も多いと思います。痛みを感じたときには無理をせずに、毎日少しずつでも続ける事が大切です。
5:頬を膨らます
ほうれい線を消すためのマッサージなども存在しますが、むやみに肌に力を加えることで、肌に負担がかかり、逆効果になってしまう可能性もあります。ですので、肌に触れずに行えるエクササイズは、ほうれい線を消すとても良い方法と言えるでしょう。
このエクササイズは頬を膨らますだけのシンプルなものなのですが、ただ全体を膨らますのではなく、上、右、下、左、と部分的にリズミカルに膨らますのがポイントです。試してみていただくと、想像以上に口の周りの筋肉に疲れを感じるのが分かると思います。
6:あいうえおエクササイズ
このエクササイズはご存知の方も多いのではないでしょうか。あいうえお、の五文字の口の形をするだけの簡単なエクササイズです。シンプルな分、ひとつひとつの動きをなるべく大きくはっきりと、筋肉を意識して行うのがポイントです。
筋肉を使いますので、ほうれい線を消す方法のひとつであると同時に小顔や、頬のたるみをなくす効果もあるのが嬉しいです。やりすぎると痛みを感じてしまう可能性もありますので、まずは無理のない程度から試してみるのがおすすめです。
まとめ
ほうれい線を消す方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。どの方法も共通しているのは、しっかりと顔の筋肉を使うということではないでしょうか。短期間でほうれい線を消すのは難しいですので、無理のない程度にコツコツと続けるのがおすすめです。
これらのエクササイズはほうれい線を消す方法であると同時に、小顔や顔全体のリフトアップにも効果がありますので、ぜひ試してみてください。
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