何かと体調の変化のある、妊娠中のママの体。ホルモンバランスの変化や腹部の圧迫などの影響で、ひどい便秘に悩む妊婦さんも多いとか。日に日に大きくなるお腹や体重の変化で、座っているだけで下腹部に負担がかかりますし、なかなか運動もできず、お通じが解消しない、なんてひそかに悩んでいる方も少なくないようです。かといって、赤ちゃんへの影響を考えると安易に薬に頼ることは避けたいものです。そんな悩める妊婦さんが少しでも快適なマタニティライフを送れるような、便秘解消の秘訣をお教えします!
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1 水分は積極的に摂ろう!
排便を促すためには、水分補給は欠かせません。水分を摂ると、かたい便を柔らかくする効果があります。また、水を飲むことで腸が刺激されて動きが活発になり、排便を促す効果が期待できます。特に、朝起きたときの目覚めの1杯を習慣づけるようにするとよいでしょう。朝の決まった時間に目覚めの水分を摂ることで、規則正しい排便が期待できます。
2 食生活を見直してみよう
よりよいお通じのためには、食物繊維を多く摂るように心がけたいものです。毎日の食事、十分な食物繊維は摂れていますか?食物繊維を摂ろうと考えると、野菜中心の食事を…とか、サプリメントを摂ろうか…などと難しく考えがちですが、実は毎日の食事にちょっとした工夫をするだけで、お通じによい食生活を送ることができるんですよ。たとえば、毎日食べるごはんを雑穀米にしてみてはどうでしょうか。これなら、普段のお米にプラスして炊くだけですから、手軽ですよね。また、朝食を抜いてしまいがちな人は、食物繊維豊富なシリアルを取り入れてはいかがでしょうか。こういったちょっとした工夫で、食物繊維をうまく取り入れることができるのです。また、いつものお砂糖をオリゴ糖に代えるだけでも、便秘解消に効果的です。オリゴ糖で腸内環境を整えてあげることで、スムーズな排便が期待できるのです。
3 適度な運動を心がけて
妊娠中は、赤ちゃんへの影響を考えて、じっとしてしまいがち。でも、安定期に入ったら適度な運動を心がけるように医師や助産師から指導を受けるように、適度な運動は妊婦さんの健康には欠かせないものです。激しい運動とまではいかなくても、ちょっと体を動かすように心がけるだけで、実は便秘解消も期待できるんですよ!たとえば、お散歩をするだけでも、骨盤まわりを揺らして刺激を与えることで排便を促す効果が期待できます。また、外出できない雨の日などは、普段は掃除機をかけるだけのところを拭き掃除してみたりするだけでも運動量が違いますよね。こうやって、家事の合間にも体を動かすことはできるんです。もちろん、安定期に入る前やおなかが張ってしまっているときなどは、絶対に無理をしないでくださいね。週に2~3回始めてみるだけでも、効果が実感できるはずです。
4 お通じに効くアロマを活用!
アロマ(精油)には、妊婦さんでも使えるものもあります。その中でも、特に消化を助ける働きのあるアロマを取り入れることで、便秘解消の効果が期待できます。具体的には、体を温めつつ消化を助ける効果があると言われているオレンジやマジョラム、カモマイルなどの精油なら、お通じを改善する効果が期待できます。ベースオイルに数滴ブレンドしてマッサージしたり、ディフューザーを使ったりと、うまく取り入れてみましょう。ただし、精油の種類によっては子宮の収縮を促してしまうものなど、好きな香りだからといって安易に取り入れるのはおすすめできないものもあります。最近は妊婦さんもOKなリラクゼーションサロンもありますし、精油の専門店もありますので、気になる妊婦さんはプロのスタッフに相談してみることをオススメします。
5 たまには体をリセット。たっぷりの睡眠時間を確保しよう
妊娠中はホルモンの影響や体の疲れにより、眠気がひどくなる人も多いようです。そんなときは、可能な限り無理をせずに体を休めるようにしましょう。たっぷり睡眠をとることで、副交感神経の働きを促し、腸を活発化させることにもつながりますので、便秘解消の効果が期待できます。上のお子さんがいる方や、赤ちゃんができても仕事を続けている方、毎日家事を頑張っている方…妊娠中のママは何かと忙しいものですが、たまにはゆっくり体を休める日を作ってみてくださいね。ストレスをなくすことも大事なことなのですから。
まとめ
妊婦さんにとって、ちょっとした体調の変化はとても気になるものです。特にお通じのお悩みは、毎日のことですから余計に深刻ですよね。でも、薬に頼ることなく、ちょっとした食生活の工夫や運動・睡眠の確保を心がけることで、お通じの改善が期待できるんです。健康な赤ちゃんを産むために、ママの体も健康でありたいものです。お通じの悩みを乗り越えて、ぜひ素敵なマタニティライフを送ってくださいね!
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