毎月やってくる生理。生理痛だけではなく眠気に悩まされている人も少なくないと思います。これは生理によるホルモンバランスが崩れることが原因だといわれています。
痛みはお薬や温めることで対処している人も多いでしょうが、眠気対策はどのようなことをしているのでしょう。
スポンサーリンク
1:漢方薬を飲む
とにかく何よりも効果的といわれているのが「漢方薬」です。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や加味逍遥散(かみしょうようさん)などがありますが、漢方薬は体質によって飲み方や種類が違ってきますので、漢方薬専門医院などで相談してみましょう。
ちなみに、効果に関しては、すぐに効果が出る人もいれば、1~2年かかる人もいるなど、個人差があります。
2: 下半身を温める
生理の時の、生理痛や眠気といった身体の不調は、女性ホルモンのバランスが崩れることで起こります。下半身を温めると女性ホルモンの分泌バランスを整えましょう。
ホルモンバランスが正常になれば、生理時の困った症状が軽減されてきます。なので、普段から下半身を温めることを心がけてみてください。
お風呂もなるべくシャワーだけで済まさずに、ぬるめのお湯にゆっくりつかって、体の芯までしっかりと温めましょう。
3:アロマで解決
シトラールという芳香物質に眠気を防止する効果があることが大学の研究結果によって判明しています。この成分は特にレモングラスというハーブに多く含まれています。
また、このレモングラスにはイライラを軽減させる効果もありますのでオススメです。さらにラベンダーを一緒に使うと効果がアップします。
アロマを使用することで、鼻から刺激を受けるため、直接的に感情やホルモンをコントロールする脳神経に届いて作用するため、とても効果的なのです。
眠気もイライラも一気に解決してくれるレモングラスの香りは、女性の強い味方ではないでしょうか。
4:ツボ押し
眠気がでたら手のツボを押すと効果的です。いくつか眠気を解消するツボを紹介します。
* 中衝(ちゅうしょう)
手の中指の、人差し指側にある爪の生え際から2mmほど下の部分にあります。
親指と人差し指ではさんで強めにもむようにして押すと効果的。
*合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間にある骨の手前部分。
*百会(ひゃくえ)
眠気によるだるさ解消に効果的です。
頭頂部にあるツボで、痛すぎない程度に指の腹をあてて押します。
*睛明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の間のツボ。
親指と人差し指でつまむように押しましょう。
*風池(ふうち)
うなじの両側にあるへこんだ髪の生え際部分。両手の親指をツボにあてて、上へ上げるように押します。
また、握って手のツボ押すアイテムも売っているので道具を一つあるといいかもしれません。
5:食べ物で改善
鉄分は足りていますか?特に普段から貧血気味の人は要注意です。鉄分が不足すると脳に酸素が回らなくなるために、眠たくなります。
そんな時はサプリや食事で鉄分を補給してみると、たいぶ違ってきます。夜に摂れば朝が起きたときにすっきりとした目覚めが実感できそうです。
また、ビタミンBも大切です。ビタミンB6は月経前症候群の解消に効果的。このビタミンB6をたっぷり含んでいるのがニンニクです。
その他には、レバーやマグロ、カツオに多く含まれています。マグロやカツオをソテーして、ニンニク醤油で味付けするような料理やニンニクをたっぷり使ったパスタだとビタミンBもたっぷりとることができますね。
注意しなくてはいけないことは、眠気覚ましに良いからといってコーヒーなどのカフェインをとることです。カフェインを過剰摂取してしまうと、逆にホルモンバランスを崩す要因となってしまうため、逆効果になってしまいます。
お酒やたばこも同様にホルモンバランスを崩す原因となってしまいますので注意してください。
6:軽い運動
ストレッチやヨガといった軽い運動がおすすめです。運動が苦手でそれもちょっと難しいかもと思う人には、腹式呼吸。全身リラックスして、呼吸に意識を向けます。
① おへそに手をあて、風船を膨らますようにお腹を膨らませます。
② 鼻から息を吸います。
③ 口から、細く長く息を出します。
④ これを10分間繰り返してみてください。
まとめ
生理の時に辛い生理痛や眠気。毎月のことでみんなどう向き合っていくか工夫していると思います。
今回紹介した、漢方や食事といった中から改善していく方法や、ツボ押しやストレッチといった運動系にアロマ。ほとんどが身近な物ばかりです。
毎月の皆さんの辛い悩みを軽減させるためにこれらの方法が参考になるといいですね。
スポンサーリンク
Speak Your Mind