頭痛のように頭の中から痛むのではなく、頭皮に触れると鈍い痛みや電気が走ったように痛みを感じる時がありませんか。
乾燥や神経痛など原因は様々ですが、放っておくと髪の環境にも良くありません。
一体、どのように対処するのが良いのでしょうか。
スポンサーリンク
頭皮がピリピリ痛む場合
頭皮がピリピリと痛む場合は頭皮の乾燥が考えられます。頭皮はもちろん肌なので、様々なタイプがあります。
自分のスキンタイプが乾燥肌の方は、頭皮の方も乾燥肌タイプと考えられます。肌の保水量が減ってしまうと肌のバリア機能が衰えてしまい、外からの刺激をそのまま受けてしまうことになります。
そのためにちょっとした刺激でも、ピリピリと痛むようになるのです。
乾燥肌頭皮の対策
髪を洗い過ぎてしまうと、頭皮の乾燥を促進してしまいます。自分が乾燥肌で頭皮が傷むと感じている場合は、シャンプーを控えることも考えましょう。
また髪にスタイリング剤やヘアケア剤を使っている場合、それらが頭皮から完全に取り除かれていないと頭皮に悪影響を与えてしまいます。シャンプーやリンス、トリートメントやヘアパックなどは、頭皮につけないように注意して、すすぎはしっかりと行い頭皮に残さないようにします。
頭皮用の保湿剤なども販売されていますので、自分の肌質に合わせて利用してみるのも良いでしょう。
頭皮を押すと痛みがある場合
首の付け根から後頭部、時には耳の後ろ、側頭部が痛むという場合、後頭神経痛という神経痛かもしれません。
頭皮に神経痛が起こるのかと驚かれるかもしれませんが、後頭部にも大後頭神経などの神経が伸びているのです。神経が圧迫されていると、それを誘引に起こる場合があります。
肩こりや首の凝りが原因であることも多いようです。
後頭神経痛の対処方法
頭皮の凝りにより後頭神経痛が起きる場合がありますので、まずは凝りを作らないようにすることが大切になります。
頭皮のこりは肩こりと同様に運動不足や長時間のデスクワークで起きてしまいます。ずっと座ったまま仕事を続けたりせずに、時には立ち上がって伸びをするくらいリラックスして仕事をするように心がけましょう。
また、ストレスも頭皮のこりの原因になるといわれています。ストレスは自分では気づかないうちにたまってしまっているものなので、適度に解消する必要があります。
ストレスはほかの病気も誘引してしまうので、注意が必要です。
頭皮の痛みを解消するには
血行に良い栄養を摂る
頭皮の乾燥や神経痛などはどちらも血行を良くすることで解消される場合があります。血行を良くするためには運動など以外に、食べるものにも気を付けると良いでしょう。
肌にも良いといわれているビタミンCを含む食品や、血行を促進してくれるカプサイシンを含む唐辛子、アリシンを含むニンニクなども良いようです。
ビタミンCはビタミンEとともに食べるようにすることで、吸収されやすくなります。食事で摂取しにくい場合はサプリメントなどで補っても良いでしょう。
頭皮をマッサージする
頭皮の血行を良くするために、頭皮マッサージも効果的です。頭皮は頭から少し動くくらいが理想的です。
指の腹を頭皮に垂直に当てて、優しく動かしながら頭皮をマッサージしてください。
あまり強くやっては逆に頭皮の下にある毛細血管を傷つけてしまうため、逆効果になってしまいます。
入浴中など、体が温まっている時に行うとさらに効果的です。
身体を動かす
肩こりを解消することで、頭皮の痛みを軽減することができます。
腕を体の横に垂らして肩を上げます。そのまま力を入れずに肩を落としてください。
これを数回繰り返すことで、肩こりが解消されます。仕事中でも簡単にできますので、ちょっと凝っているなと感じたときはぜひ試してください。
ストレッチで体全体を動かすことも、血行不良を解消するためには効果的と言われています。
ウォーキングなどの有酸素運動も血行促進に効果がありますので、運動不足を感じたときは体を動かしてストレス解消をしてみてください。
まとめ
頭皮が痛い原因は頭皮の乾燥という肌トラブルから、後頭神経痛といったものまでさまざまな原因があります。
自分がどれに当てはまるのか、原因を見極めることで対処法も変わってきます。
日々の生活スタイルや痛みの場所なども気にしてみるのも大切です。
スポンサーリンク
Speak Your Mind