無添加シャンプーやノンシリコンシャンプーなど髪の毛や頭皮に良さそうな文句を謳った様々な商品が発売されている昨今ですが、無添加シャンプーって何?と聞かれて細かく説明できる人はあまりいないのではないでしょうか?
今回は無添加シャンプーとは何なのか、その特徴や成分などをご紹介したいと思います。これを読んでしっかりと自分の頭皮や髪の毛に合ったシャンプーをチョイスしましょう。
1 そもそも無添加シャンプーって?
無添加シャンプーと聞くと頭皮や毛髪に優しそうなイメージを漠然と持っている方が多いと思います。ですが、無添加シャンプーとは一体何を無添加にしたシャンプーなのか、無添加シャンプーの定義とは何か、答える事はできますか?愛用の無添加シャンプーがある方はその無添加シャンプーは何が無添加になっているのか答えられるかもしれませんが、全ての無添加シャンプーについて答える事が出来る人はまずいないと思います。
なぜなら現段階では無添加シャンプーとして売り出すために、決まった成分を抜かなくてはいけないなどの法律や制度がないためです。たいていの無添加シャンプーは「○○無添加」と表記されていると思いますので、そこから判断して自分の髪にあったものを選択していく必要があります。
2 無添加シャンプーの特徴
どの無添加シャンプーにも大体共通しているのが、「旧表示指定成分」という厚生省が定めたアレルギーなどの皮膚障害を稀に起こす可能性のある成分102種類を添加していないものという場合が多いようです。防腐剤のパラベンを無添加にしているシャンプーは無添加シャンプーの中では代表的だと思います。
しかし、パラベンを使っていなくても防腐剤代わりになるものを入れている無添加シャンプーもありますので、一概にパラベンがよくないというわけではありません。また全く防腐剤が入っていない無添加シャンプーは冷蔵庫での保管が指定されていたり、一回で使い切らなければいけないものがあるのでそれらの注意事項をよく確認しないと思わぬ頭皮トラブルにつながってしまうケースがあります。
3 無添加シャンプーの成分
無添加シャンプーに含まれている成分は、先程お話した通り各々のシャンプーにより様々です。その中であげられる成分の特徴と言えば、「自然由来のものが多い」ということです。もとはナチュラル思考から産まれた無添加シャンプーですから、人工的につくりだされたものではなく植物や果実など自然になるものの成分からつくられていることが多いです。
自然のもので作られているので肌に優しいのが特徴的です。無添加シャンプーとして販売されているものや自然派シャンプーとして販売されているものがあります。下で詳しくお話しますが、市販されているシャンプーと比べ泡立ちが少ないものが多く、一般的なシャンプーになれている人が使うと使い心地がよくないと感じる人がいるかもしれません。
4 無添加シャンプーと一般的なシャンプーの違い 1
髪をきれいにする為に必要な事は何だと思いますか?普段使っているシャンプーの多くには合成界面活性剤というものが使用されており、これは洗い上がりをツルツルサラサラの潤った仕上がりになります。
この合成界面活性剤というのは人体によくないという声があり、この成分を抜いた無添加シャンプーが出ています。合成界面活性剤を抜いた無添加シャンプーは一般のものと違い、洗い上がりの髪がごわついてしまったり洗い上がりが良くないとされあまり一般的にウケがよくないそうです。しかし、この洗い上がりの髪が本来の自分の髪質であり、無添加シャンプーで頭皮のケアをしていくとともに改善されていきます。
5 無添加シャンプーと一般的なシャンプーの違い 2
一般的なシャンプーは無添加シャンプーと比べ洗浄力が強いため、必要な皮脂まで流してしまったりと頭皮に刺激が強いとされています。一度ではなんともない刺激でも洗髪は毎日の事。日々の刺激で徐々に傷んだ頭皮に更に刺激を与え続けると、世の中の年配男性のほとんどが…そして最近では女性にも増えてきたと言われる抜け毛の原因にもつながってしまうのです。
無添加シャンプーのうちのアミノ酸系シャンプーはこういった頭皮への刺激が通常のものよりも弱く頭皮をいたわり充分に保湿してくれる効果があります。頭皮を健康な状態にすることにより、ハリのある毛髪が育成されきれいな髪を作っていってくれるのです。
まとめ
無添加シャンプーのことをあまり詳しく知らないけど気になる…そういった方も多いと思います。そういった方にこれを読んでもらって無添加シャンプーを選ぶ参考にしていただければ幸いです。
大切な頭皮と毛髪を労わるためにも毎日のシャンプーをより自分に合うものを選択して快適かつ健康的なヘアライフを送っていきたいですね。