敏感肌にもやさしい手作り化粧水!失敗しない7つのコツ

敏感肌にもやさしい手作り化粧水!失敗しない7つのコツ

敏感肌だと、市販の合わない化粧水は刺激が強すぎたりなかなか自分の肌に合った化粧水を探すのも難しいですよね。逆に、今までは一本ウン千円のものを使っていたのに大丈夫かしら?と不安に思う方もいるかと思いますが、手作り化粧水は保存料や添加物等を一切使用しないため、敏感肌や乾燥肌はもちろん、どんな肌にも対応して作ることが可能なのです。

そこで、自分独自の配合で手作りして、自分にあった化粧水を作ってみましょう。


敏感肌にもやさしい手作り化粧水!失敗しない7つのコツ

手作り化粧水の基本

まず、手作り化粧水の作り方は、基本的に混ぜるだけでとても簡単です。

基本は

  • 精製水(もしくは浄水器を通した水道水)
  • グリセリン(植物性だと尚肌に良い)

で作ることが出来ます。

どちらも手頃なお値段で薬局で手に入れる事が出来きます。特に敏感肌の方はこれだけのみで、グリセリンを少し多めに入れれば空気中の水分を集める効果があるので、保湿にも良いとされています。逆にオイリー肌の方なら、グリセリンの量は少なめにしてみましょう。

ここからはこの基本にプラスして、肌質・目的別に作り方のコツを挙げていきたいと思います。

手作り化粧水で乾燥肌対策

乾燥肌に効果のあるものはいくつかありますが、特にヒアルロン酸には高い水分保持能力があり、1グラムで6リットルもの水分をキープすると言われています。保湿原料の中では、No.1の保湿力と言えるのではないでしょうか。

その他に、ベタインは、砂糖大根(ビート。北海道の名産品)から分離精製された天然物質で食品としても利用されていますが、高い吸湿性と保水性があることから、化粧品の素材としても利用されています。ちなみにキューティクルの保護作用もあり、シャンプーやリンスにも使われているように、髪に使う方法も良いでしょう。

手作り化粧水の美白成分

美白にはビタミンC誘導体が良いとされ、こちらは粉末で販売しています。この成分は、皮膚の深いところの細胞の増殖を促進させることによってターンオーバーを促進してくれるため、唯一、できてしまったメラニンを無色へと変えることができる成分です。

その他、アロエエキスにも、しみやそばかすの原因のチロシナーゼという酵素を不活発化してくれるため美白に効くと言われています。アロエエキスを配合する場合は、アロエの生汁そのままですと針状結晶(シュウ酸カルシウム:山芋が痒くなるのと同じ成分)が入っているため、かぶれを起こす人がいますので、市販の有機JASアロエエキスなどを使いましょう。

手作り化粧水でアトピー対策

尿素を入れた化粧水は「美肌水」と呼ばれている程、肌に良いものです。アトピーの方にオススメで、角質除去成分も含まれています。こちらを作る際には、先に尿素と水を入れ、よく振って尿素を溶かしてからグリセリンを加えるようにしましょう。

ただし、尿素については合う合わないが分かれるので、合わなかった方は、にがりを使ってみて下さい。アトピーだけではなくニキビ、ニキビ痕にも良い成分で、セラミドを増やす作用もあるそうです。こちらもピリピリするようでしたら、精製水で濃度を薄めて使用し、慣れてきたら徐々に濃度を濃くしていって下さい。

手作り化粧水でニキビ肌対策

ニキビ肌の方には、緑茶成分が良いとされています。緑茶には、収れん(収斂)作用があるので、肌を引きしめたり抗菌作用により炎症を抑える効果があります。使い続ければ毛穴が引き締まり、肌のキメがととのってくる効果も。こちらを使用する際には緑茶のビタミンCは熱に強いため、熱湯で抽出したほうがよいでしょう。

その他、上記の美白効果で挙げたアロエエキスも良いとされていて、一般的に知られている火傷を治す効果に含め、傷跡を改善する働きもあり荒れて炎症をおこしたお肌のケアにはぴったりです。

手作り化粧水のパッチテスト

上記は全て、お肌に直接つけるコスメとして天然素材を使用したものをご紹介しています。そのため、お肌に合うかどうかは個人差があるため敏感肌でない方も頬の耳側の所などで、必ずパッチテストを行い肌に問題ないことをご確認の上ご使用ください。

手作り化粧水の保存方法

保管や管理は冷蔵庫に入れ、ゴミや埃、汚れなどの異物混入による細菌の繁殖には十分にご注意下さい。

尚、市販のものとは違い、防腐剤などの添加物を一切配合しない無添加コスメになるため少量を作って1週間〜2週間以内には使い切るようにしましょう。もし期間内であっても、異臭や濁りは菌の発生が主な原因と考えられるので違和感を感じたら廃水処分して下さい。

まとめ

  • 基本:水と植物性のグリセリンを混ぜる(敏感肌の方はグリセリンを多めに)
  • 乾燥肌対策:ヒアルロン酸はNo.1の保湿力。ベタインは、高い吸湿性と保水性がある。髪に使う方法も良い。
  • 美白成分:ビタミンC誘導体が良い。この成分は、メラニンを無色へと変える。アロエエキスも、美白に効く。市販の有機JASアロエエキスを使う。
  • アトピー対策:尿素は「美肌水」と呼ばれている程、肌に良い。合わない方は、にがりを使う。ニキビ、ニキビ痕にも良い成分で、セラミドを増やす作用もある。
  • ニキビ肌対策:緑茶には、抗菌作用により炎症を抑える効果がある。毛穴を引き締めキメがととのう効果も。アロエエキスも荒れて炎症をおこしたお肌のケアに良い。
  • パッチテスト:お肌に合うか個人差があるため頬の耳側の所などで、必ずパッチテストを行い肌に問題ないことをご確認の上使用する。
  • 保存方法:保管や管理は冷蔵庫に入れ、細菌の繁殖には十分に注意する。少量を作って1週間〜2週間以内に使い切る。期間内でも、違和感を感じたら廃水処分する。

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最後に

化粧水は質より量です!!高くて良いものを少しずつ使うよりも、安くても無添加のものをばしゃばしゃと使う方が、効果は表れやすいのです。

誰でも簡単に作れるので、自分に合った化粧水を買い漁っては失敗、、、なんてことはもう終わりにして上記を参考に、自分の肌に合った手作り化粧水で肌トラブルを改善していきましょう!

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