熱中症になったらどうする?応急処置5つの方法

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毎年暑い季節になると熱中症による事故が起こるようになり、ひどい時には死に至る場合もあります。

今回は誰にでもなる危険が潜んでいる熱中症の応急処置の方法をご紹介するので、もしもの場合に備えて覚えておいてくださいね。

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1:熱中症のメカニズム

体温よりも気温が低い場合は、皮膚から空気中に熱がうつりやすいので、体温が上がるのを防ぐことが出来ます。また湿度が低い場合は、汗をかく事で熱が奪われるので、体温を上手くコントロールできます。

しかし体温よりも気温が高くなると、空気中に熱をうつすのが難しくなるので、汗だけで体温調節することになります。

真夏日などは気温が高くなるだけではなく湿度も上がるので汗をかいても流れるばかりで蒸発しなくなり、汗による体温調節も不可能になります。

このように体温調節ができなくなって、体温がぐんぐん上がる機能障害が熱中症です。炎天下だけではなく室内でも起こり得るので、暑い日の油断は禁物ですね。

熱中症には誰もが注意する必要がありますが、発症するピークがあるようです。

男性 0~4歳、15~19歳、55~59歳、80歳前後

女性 0~4歳、80~84歳

 2:熱中症の種類

熱中症にはいくつかの種類があります。原因や症状も異なるので、もしもの時に備えて覚えておいてください。

☆日射病・熱けいれん

炎天下に長時間いたり運動するのが原因で起こる熱中症です。汗を大量にかいたにもかかわらず水だけを補給しているのも原因となるので、塩分も一緒に摂る必要があります。

頭痛・めまい・吐き気・大量発汗が主な症状で、熱けいれんの場合は筋肉の痛みを伴うけいれんが起こります。

☆熱射病・熱疲労

高温多湿の中長時間の作業や運動をした結果体温調節ができなくなるのが原因です。マラソン時や室内での発症、車内に閉じ込められた場合に発症する場合が多いです。

頭痛・めまい・吐き気・顔が赤らんで息づかいが荒くなる・発汗は無く皮膚が乾いているといった事が主な症状です。

熱疲労の場合は体温は40度以下で軽い意識障害がある程度ですが、熱射病となると体温は40度以上になり、意識障害やけいれんなど生命の危険を及ぼす危険があります。

 3:熱中症の応急処置☆日射病・熱けいれん

まずは涼しい場所に移動して、衣服などを緩めて楽な状態にして安静にさせます。

薄い食塩水(水500mlに対して食塩5g)やスポーツドリンクを少しづつ飲ませます

血圧を安定させる為仰向けの状謡で足を30cmほど高く上げた状態で寝かせます。

手が冷たくなっている場合は、指の方から腕に向けてマッサージをしましょう。

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