背中や肩がまっかっかに日焼けしてしまったことありませんか?そして数日して治まったころ現れるのが皮むけです。
痛いし、熱いし、ぼろぼろするし、見た目も悪い日焼け後の皮むけ。日焼けの後に失敗しない皮むけの対処方法をお伝えします。
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1:日焼け後の皮むけを防ぐ
まずは第一に知っておいてほしいこと。日焼けをした後、まったく皮がむけなくなる方法は・・・ありません。残念ながら皮がむけてくることを防ぐ方法はないのです。
そもそも日焼けは、皮膚がヤケドを負った状態のこと。はがれてくるのは熱で水分が失われて死んでしまった皮膚です。普通にヤケドをした際に水ぶくれや皮がむけるのと同じです。
皮膚の再生準備をしているのであって、過度の日焼けの場合、皮がむけるのを防ぐことはできません。かえって皮がむけないというのは弱った皮膚がずっとそこにふたをしている状態になりますので、シミ・しわ・さらなる炎症など肌トラブルのもとになります。
皮がむけてきたら「私の肌が生まれ変わろうとしている」と赤ちゃんが生まれるように暖かい気持ちで見守ってあげることが必要です。
2:とにかく冷やす
ぼろぼろ皮がむけるのは気になります。顔や肌が露出しているところはなおさらですよね。
まずその部分に「ほてり」があれば冷やすことを徹底しましょう。
さわってみて他の部分よりあつく感じる部分や、ひりひりしている部分です。ヤケドは低温であっても長時間であれば起こってしまいます。皮膚にこもった熱を早く取ってあげることで皮膚のヤケドを最小限に抑えることができます。
ほてっている間はできることならお風呂も控えてください。体を温めることはやめましょう。※水風呂や冷水でのシャワーはOKです。
炎症がひどい場合はボディーソープなども刺激になるので控え、水だけで体を流しましょう。皮膚がしみる、痛い、などの違和感を感じる場合や行為は炎症を悪化させ、結果皮むけを広げてしまうのでちょっとでも刺激を感じるものは控えましょう。
3:剥かずに我慢
ほてりがおさまってきたら、皮むけはいつ起こってもおかしくない時期に突入します。大きくむけてくる皮は気になりますが、無理にむくのは肌に大きな負担を与えます。
浮いている皮膚を剥がしたつもりが、生きている皮膚も一緒にむいてしまうからです。気になる気持ちをぐっとおさえて、自然にむけるのを待つのが日焼け後の美肌への一番の近道です。
4:保湿をしっかり
ヤケドを負った皮膚は水分が著しく少なくなっています。むけずにかさかさしている肌も脱水症状を起こしている肌ですので、水分をいっぱい与えてあげてください。
皮がむけたあとの生まれてまもない赤ちゃんの肌です。外の刺激に敏感なため水分不足になりがちです。肌全体に保湿効果の優れている化粧水を塗ってあげましょう。
日焼けするとすぐに美白効果の高い化粧品に変える方もいますが、美白効果の高いものは刺激も強いので、肌が弱っている今は「保湿」を重視しましょう。
アルコールなどの入っていない天然形のローションを使うようにしますが、それでもしみるという方は無理して化粧水を使わず、冷たく冷やした水でもかまいません。
5:保湿後には蓋をしろ
十分に水分を与えてあげた肌をそのままにしていたら水分が蒸発してしまってもっと水分が失われてしまいます。水分の蒸発を防ぐためには油分で蓋をしてあげることが必要です。
※油分というのは乳液やクリームのことです。
普段化粧品で使用しているもので高いものはちょっともったいないという方はニベアなどのボディークリームでも十分です。香料の入っていない刺激の弱いものを使ってあげてください。オススメは「白色ワセリン」です。
6:それでも気になる人
保湿と油分の蓋のケアを行うと自然に皮がはがれ、水分が補給されて皮むけが目立ちにくくなります。皮膚の再生もうがされるため短期間で皮むけが落ち着いてきます。
むりにはがすのはよくないですが保湿ケアを行う上でくるくるとなでてあげるようにすると古い角質になった皮がまとまって取れます。
皮膚は水分がなくなると目立ってくるので、スクワランオイルなど保湿効果が高く、塗った後もさらっとしているオイルを持ち歩いて、気になったときに塗るのもオススメです。
まとめ
とにかく日焼けをしたら冷却と保湿です。日焼けはヤケドですから「たかが日焼け」と軽く見ないでしっかりケアしてあげましょう。
また日焼けの際に皮がむけるのは、急激に日焼けをするのも原因のひとつ。日焼けをするまえの皮むけ対策としては日焼け慣れをさせるという意味で少しづつ日焼けをして土台をつくるのもいいでしょう。
特に肌が弱い人、白い人は日焼けをする前に下準備をするのもオススメです。徐々に肌を作っていけば大きく皮がむけることも防ぐことができますよ。
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