髪の毛のお手入れをしている時に、枝毛を見つけてしまうとがっかりしてしまいますよね。
きちんと手入れをしているつもりでも、間違ったやり方をしていると枝毛が増えてしまいます。
枝毛ができた時の正しい対処法を知っておきましょう。
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枝毛とはどんなもの?
髪の毛もお肌と同じように内部には水分が蓄えられています。この髪の内部の水分を守ってくれるのが「キューティクル」と呼ばれる外壁です。
このキューティクルがはがれてしまうと、髪の中の水分が蒸発し髪の繊維が裂けて枝毛や切れ毛になってしまうのです。
枝毛は木の枝のようになってしまっているものだけのように思われますが、一本の髪が繊維状に裂けてしまっているものも枝毛や切れ毛の予備軍なのです。
髪の摩擦によるダメージ
枝毛ができる原因は様々なものがありますが、髪同士の摩擦によるダメージも存在します。髪がもつれてしまった時の摩擦によるダメージで、枝毛や切れ毛になってしまう場合があります。
ブラッシングの時に引っかかってしまった髪を引っ張ってしまったりすると、髪にダメージが生じてしまいます。
絡まってしまった髪は、ほぐすようにしながらゆっくりと梳かしていきましょう。
血行不良と栄養不足
髪は毛根から栄養が行くようになっています。そのため毛先に行くほどパサパサしがちになります。
また血行不良だと毛髪にも悪影響があります。ストレスをため込んだり、過度なダイエットによる栄養不足は髪を傷めてしまう原因にもなるのです。
一度できてしまった枝毛は元の状態には戻すことができませんので、健康的な生活を送り血行を良くして枝毛ができない生活をするようにしましょう。
パーマやカラーリングによる枝毛
パーマやカラーリングを頻繁に行うと、キューティクルが傷んで枝毛の原因になります。
特にブリーチをした後で色を染めるという方法を摂る場合は、キューティクルを無理やりはがして行うので髪を傷める原因になるのです。
パーマやカラーリングはあまり頻繁に行わずに、自分の髪の様子を見ながら楽しむようにしたいものです。
シャンプーの種類を選ぶ
シャンプーと一概に言っても、その種類は様々に存在します。汚れを落とすことを目的とした洗浄力が高いものから、髪を守るための栄養素が多いものまであります。
髪のダメージが気になるようであれば、こうした髪に必要な栄養を与えつつ汚れも除去してくれるものを選択するのが良いでしょう。
こうしたシャンプーはアミノ酸系シャンプーと言われ、洗浄力を重視したアルコール系のシャンプーよりも価格が高価になっています。
また、シャンプーで髪を洗浄する際にも、髪との摩擦を防ぐためにシャンプーは良く泡立てた後で髪にのせるようにして使いましょう。
ドライヤーを使う
髪を洗った後でそのまま放置して自然乾燥させてしまうと、髪から必要以上の水分を蒸発させてしまうために枝毛や切れ毛になりやすくなります。
髪を洗った後は、ドライヤーで髪を乾かすようにしましょう。ただしドライヤーのかけ方でも枝毛が助長されてしまう場合があります。
・ドライヤーを髪に近づけすぎないようにしましょう。
・ドライヤーは髪から20センチほど離して使います。
・髪の根元の部分を乾かすようにします。
毛先は余熱である程度乾いていくので、頭皮の方を乾かすようにしましょう。
枝毛はカットする
枝毛や切れ毛となってしまった髪の毛は、カットするのが良いでしょう。
枝毛になってしまうと、実は目に見えていない部分まで裂けている場合があります。枝毛として見えている部分の3~5センチ上までカットするのが良いでしょう。
キレイな髪を維持したい人ほど、美容院でのこまめなカットは欠かせません。
自分で一本だけ枝毛を見つけてしまった場合も、カットする部分は枝毛になっているところから3~5センチ上までカットするようにしましょう。
まとめ
乾燥や摩擦により髪のキューティクルが剥がれて、内部の水分が失われてしまうために枝毛や切れ毛が生じます。
枝毛は一度できてしまうと元に戻すことはできません。出来る前に予防をしっかり行うようにしましょう。
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