洗濯したはずのものから、なぜか汗臭い匂いがすることってありますよね。きちんと洗濯して日向に干しているのにどうして?と思われる方もいることでしょう。
その原因はなんでしょうか?それは洗濯しても衣類に蓄積された汚れに雑菌が繁殖してしまっている場合があります。このような、ものを何度洗濯しても汚れの根本がなくならない限り、臭いは消えません。皮脂や汗のたんぱく汚れが十分に落ちていないために、汗臭いのです。
今回は繊維の奥に蓄積された汚れを落とす方法をご紹介します。汗臭い臭いに悩んでいる方、ぜひ試してみてくださいね。
1 酸素系漂白剤
まず洗濯機で普通のお洗濯をします。その後に、酸素系の漂白剤を使用します。粉末の漂白剤を使ってください。50度くらいのお湯をバケツなどに入れ、1時間ほど浸け置きします。そののち、また普通の洗濯をします。
注意点は、水でつけ置きをしてもダメです。必ず、お湯を使ってください。お湯を使うことで最大の効力を発揮します。
2 前洗い
においの染み付いた服を洗濯する前に前洗いをします。まず、洗剤を臭いのするものに振り掛けておき、熱湯をそこに注ぎます。お湯が冷めたら、もみ洗いを簡単に行います。そののちに、普通のお洗濯をします。
3 煮沸
匂いのするものを煮沸してみてください。熱を利用した消毒方法です。この方法は台所用品などを安全に消毒するためによく使われる方法ですよね。肌に触れるもの。なるべく科学製品は使いたくないという方にお勧めです。鍋に入らないサイズの大物も熱湯をふりかけるだけでも効果があります。
4 乾燥機、アイロン
乾燥機の熱風によって菌を死滅させる方法です。熱はこの手の雑菌に有効です。熱に強く、シワが気にならない衣類に適しています。洗濯の済んだ衣類を乾燥機にかけるだけなので、忙しい方、時間をあまりかけたくない方にオススメです。ただし、上等の洋服にはおすすめできない方法です。
また、アイロンの熱で菌を殺す方法もあります。ただ単にアイロンをかけるだけですので、どなたにも簡単な方法です。
5 つけ洗い
普通のお洗濯の前に半日ほどつけおき洗いをします。洗剤として使用するものは様々です。シャンプー、ボディソープ、重曹などです。注意点としてはどれも必ず水にしっかり溶いて、使用してください。またつけ置きする水がぬるま湯だと更に効果アップです。
6 スチーム
蒸気をあびると匂いや汚れが蒸気とともにでてきます。アイロンのスチーム効果を利用してもできます。また、使用後のバスルームに臭いの気になるものを一晩中吊しておくのもいいです。使用後のバスルームはスチームたっぷりです。ドアをきちんと占めてくださいね。
7 脱臭剤
上記の方法を試してもどうしても匂いが消えない時はこれです。密閉バッグに匂いのするものと脱臭剤を入れ、閉めて一日中置いておくのです。この方法でほとんどのものは匂いがなくなります。
まとめ
今回は柔軟剤など匂いでごまかすものではなく汚れの根本から根絶することをテーマに7つの方法を取り上げました。この他にも少し高額ですが、”ランプベルジェ”というアロマがあります。このアロマは脱臭に効果があると同時に他の分野でも効果があります。一石二鳥を狙う方や少し値が張っても構わない方、アロマを使っておられる方にお勧めです。
みなさんもいろいろな方法を試してみて自分のご家庭に一番合う方法を見つけてくださいね。一日も早く汗臭い嫌な匂いがみなさんのお家からなくなることを願っています。