親知らずを抜いて小顔になるは都市伝説という4つの理由

親知らず

手のひらにおさまってしまいそうな、小顔。様々な小顔になれる美容法や器具等が紹介されています。今回は根強く語られる「親知らずを抜くと小顔になれる」という都市伝説について検証してみたいと思います。抜く前にご一読くださいね!

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1: 親知らずを抜いても顔の幅には影響しない。

「親知らずを抜くと小顔になる」と聞いて「抜いてみたい!」と考えた方も多いのではないでしょうか。

現実はそんなに甘いはずはありません。親知らずを4本とも抜いても小顔になる効果がないことが分かりました。その理由の一つとして「親知らずを抜いても顔の幅に変化なし」という事。

小顔とは顔の縦幅・横幅が普通より小さいことが原則です。親知らずを抜けば顔の横幅が小さくなるのでは?と考えたのですが実際は横幅には影響がないことがわかりました。

親知らずを抜く・抜かないの判断は小顔になるかどうかで決めるのではなく、歯医者さんの指示にしたがって決めるようにしましょう。やみくもに歯を抜く行為は他の健康な歯にも影響してしまうので、自己判断は避けましょう。

実際に小顔になることは難しくても、「小顔に見せる」ということはそんない難しいことではありません。ファッションのコーディネートやヘアアレンジ・メイクなどいろいろな方法で様々な角度から小顔にアプローチしましょう!

2:親知らずを抜いても顔はくぼまない

「親知らずを抜くと頬が少しくぼんで小顔に見える」と期待している方もいらっしゃるかと思いますが、残念です・・・現実はそんなに甘くはなく、親知らずを抜く前も抜く後も影響がほとんど出ないようです。

親知らずを抜く前に腫れていて、抜いた後腫れが引いてなんとなく小顔になった感じがするというのはよくあるパターンです。それ以外に、親知らずを抜いた後に極端に頬がくぼむことはほぼないと言えます。

歯並びは体全体機能に影響しますので、むやみに抜いたりいじったりということは避けましょう。

どうしても頬を少しくぼんだ感じにしたいという場合は、肌色より少し濃いめのマットなブラウンベージュ系のチークを入れてみるのがおすすめです。シェーディングの効果で自然な小顔の完成です!

3:親知らずを抜いても顔の長さには変化なし

顔の大きさに影響しているのは骨格+脂肪がほとんどです。そのため、親知らずを何本か抜いても顔の長さはかわりません。顔の横幅にも特に変化が出ない場合がほとんどです。

双子の親知らずを抜いた子と抜いていない子を比べるとほとんど外見は変わらないように見えます。本人たちも違いに気づいていませんでした。

顔の長さを変えたい、小顔に見せたいという場合は親知らずを抜くよりも長めの前髪を作ったり、チークの入れ方を変えてみたりというほうが効果的と言えそうです。

4:小顔になりたいなら親知らずを抜くより骨格矯正!

今までよく噂になっていた「小顔になりたい人は親知らずを抜くと効果的」「芸能人やモデルは小顔にするために親知らずや歯を抜いている」などは都市伝説になりつつあります。

「歯を抜く=小顔」という間違った概念と変わって最近は「骨格矯正」が流行っています。骨格矯正とは、分かりやすく言えば「顔の整骨」です。普段の生活で生じる「ゆがみ」を整えて本来の正しい位置に戻す効果があります。

食事の時の噛み癖や視力のよし悪しなど様々な理由が原因で少しずつ骨がズレていってしまいます。

実際に骨格矯正前と後を比較すると明らかに頭の形や頬骨の位置などに変化があり、見た目も目が大きく見えたり、鼻筋が通って見えたりかなり美人度がUPしたという意見を多く聞きます。親知らずを抜くよりも効果がありますね!

 まとめ

昔から当たり前のように語られている美容法のひとつ、「親知らずをぬいて小顔に」というのは真実ではなく、都市伝説です。

抜かなくてもいい歯を抜いてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。きちんと根拠や信頼性を確かめて自分にあった美容法を賢く取り入れるのが美人度UPへの近道です。

様々な小顔法が紹介されていますが、安易にとびつかずに良く調べてからトライしましょう!

 

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