しわに効くコスメの選び方&しわに効く7つのコスメ成分

しわに効くコスメの選び方&しわに効く7つのコスメ成分

肌年齢を大きく左右するしわ。しわによって、見た目年齢は大きく変わってきます。一言にしわといっても、加齢によるもの、乾燥によるもの、などいくつかの種類があるのをご存知でしょうか。

しわを改善、または防ぐためには自分のしわの種類にあわせた対策を行うことが重要です。その中でも一番手軽なものがコスメ。しわに効く7つのコスメ成分をご紹介します。

1 ヒアルロン酸

 ヒアルロン酸、という言葉はコスメコーナで最もよく目にする言葉ではないでしょうか。ヒアルロン酸は、保水、弾力を必要とする部分に最も多く存在している物質であり、もともと人間の体に存在するものです。

しかし、これは年齢とともに減少してしまいます。そこで、しわを改善するためにはヒアルロン酸を含むコスメを使用することがおススメです。ヒアルロン酸は水分保持の役割をするので、乾燥や、老化によるしわに効果的です。

2 アスタキサンチン

 アスタキサンチンはカロテノイドといわれる天然色素の一種で、高酸化作用がとても強い成分です。アスタキサンチンを含むコスメで肌を抗酸化することは、紫外線に当たった時に発生する、老化の原因である活性酸素対策として有効です。

そのためこのようなコスメを使うことは、額や目尻の深いしわ、眉間の縦じわ、たるみに効果的だとされています。

3 マトリキシル3000

 マトリキシル3000には皮膚のターンオーバーを促進し、コラーゲンをより活発に作り出す働きがあるので、肌を修復するだけではなく、しわが出来にくい肌を目指すのにも有効な成分です。

ただマトリキシルは浸透性が低い成分ですので、相性がよく浸透性が高いアルジルリンなどが一緒に含まれたコスメが特に効果的です。

4 イソフラボン

 老化によるしわの大きな原因として、女性ホルモンの減少があげられます。この女性ホルモンの現象を補う効果があるとして注目されているのが、イソフラボンです。イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンにその働きがそっくりであることがわかっています。

強い抗酸化作用を持つため、老化を防ぎ、弾力のある肌を保つサポートをしてくれます。また、イソフラボンは大豆から抽出される成分のため、低刺激で、肌への負担も少ないのが嬉しいですね。イソフラボンを含むコスメは、比較的安価で手に入るので、手軽に試していただけるのではないでしょうか。

5 アルジルリン

 アルジルリンはAHP3という6個のアミノ酸が結合した物質です。アルジルリンは筋肉を動かす元になる神経伝達物質の放出を抑制する効果があるため、筋肉の緊張をほどき、表情しわを軽減させます。気になっている方が多い目尻の笑いしわや額の横しわに特に有効、ということが嬉しいですね。

この表情しわへの効果から、「塗るボトックス」とも呼ばれています。ただしボトックス注射のような副作用がないので安心です。注射のような即効性はありませんが、2週間~1ヶ月程度で効果が実感できるようなので、注射に抵抗がある方でも、気軽にお試しいただけると思います。

6 セラミド

 セラミドは、細胞間脂質の多くを占める成分です。セラミドは表皮を取り巻くように存在しており、角質層の潤いを保ち、外からの刺激や、ほこりなどから皮膚を守る役目をします。セラミドは季節や加齢によって、減少します。それを補うためにセラミドを含むコスメ等を使うのがおススメです。

これによって皮膚の水分保持力が改善され、お肌のキメが整ってきます。そのため、乾燥による細かいしわを改善するのに効果的です。セラミドはローションや乳液、美容液など多くのコスメに使われているので、ぜひコスメをお探しの時は、成分に注目してみてください。

7 EGF

 EGFは人間が本来持っているタンパク質で、肌を整える役割を担っています。EGFは肌細胞自体の働きを活性化させるため、ターンオーバーといわれる、肌細胞の生まれ変わりを活発化し、しわの改善を助けます。

EGFを含むコスメを効果的に使うには、潤い成分を含む化粧品を使う前に使用するのがポイントです。洗顔後一番に使うのです。それにより、EGFが最も効果的に働く部分まで、届かせることができます。

まとめ

 ここまで、7つのシワに効く成分を紹介してきました。しわに聞く、と一言で言っても、しわの種類によって、効果的な成分は変わってきます。

ご自身のしわが、加齢によるものなのか、乾燥によるものなのか、表情しわなのか、よく見極めて、最も効果的な成分が含まれたコスメを選びましょう。それによって、悩みの種であるしわをスピーディーに改善することができるのです。

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