TVや雑誌などでもダイエットに有効的であると紹介され、話題になっているのがカルニチンです。カルニチンを含むダイエットサプリメントなども多く目にするようになりました。正式にはL-カルニチンといい、体内の脂肪を燃焼させてエネルギーに変えてくれる働きがあります。
女性の大敵である脂肪を燃焼するのに不可欠な成分であるとあって、たくさんのL-カルニチン入りの商品が作られています。しかし、食べ物の中にL-カルニチンが既に含まれているものもあります。ここではL-カルニチンが多く含まれている食品を6つご紹介します。
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1:羊肉
カルニチンはおもに動物に含まれており、特に筋肉に含まれています。その動物性の食べ物の中で、とくにカルニチンの量が多いのが、羊肉です。ほかの肉類よりもカルニチンの量が断然多いのです。
ラム にはL-カルニチンが100gにつき80~100mg、 マトンには 200mgの カルニチンが含まれています。
1日で100mg、ダイエットをしている人は300mgカルニチンを摂取するといいといわれています。ただし羊肉もカロリーは高いので、ジンギスカンで野菜と一緒に食べると、食べやすくカロリーも抑えられます。
また、カルニチンは水溶性で、水に溶けやすく熱に弱いので、新鮮な肉を用意して、さっと両面を焼いて食べるならばより多くのカルニチンを摂取できます。
2:牛肉
羊肉がたくさんのL-カルニチンを含んでいることはわかるけれども、どうしても独特なニオイがだめという人におすすめなのが牛肉です。特に赤みが多い牛ヒレ肉は多くL-カルニチンを含んでいます。
100gの摂取で60mgのL-カルニチンを摂取できます。
一般的に食べられている肉類といえば豚肉や鶏肉もありますが。含有量は少なめです。それぞれ100gの摂取で鶏肉 ならば5~9mg 、豚肉 ならば35mgのL-カルニチンが摂取できます。脂肪のあるところではなくて、赤身のところを取ることが効果的です。
このように牛肉のL-カルニチン含有量が多いのです。ダイエット中でもステーキなどは食べても大丈夫なのですよ。
3:マッシュルーム
L-カルニチンを多く含む食材の中でも意外なものに、マッシュルームがあります。なぜ意外かというとL-カルニチンはほとんどの場合は野菜には含まれていないからです。
100グラムのマッシュルームの摂取で、L-カルニチンは約2.6ミリグラムと多い量ではありませんが、チーズや牛乳の含有量が2mgほどであることを考えると含有量が多いといえます。マッシュルームはカロリーが少ないためにダイエット中でも気にせずに食べられる食品で、生で摂るとより高い効能が期待されます。
4:赤貝
L-カルニチンを多く含む食材の一つに魚介類があります。魚介類の中でも、最も多くL-カルニチンを含むのが赤貝です。ダイエットが目的でL-カルニチンを多く摂取したいと考えているのであれば、赤貝はカロリーも少なくダイエットにぴったりの食品です。
赤貝のL-カルニチンの含有量が特別に多いというわけではありませんが、カロリーの面から考えるとダイエットをするときにぜひ食べたい食品です。
5:カジキマグロ
L-カルニチンを多く含む食材には肉類が多いです。でも、肉があまり好きではないという人には摂取しにくいかもしれません。そんなときに代用品としてとりたいのが、魚介類です。その魚介類でも手軽に簡単に摂取をしたいという場合は、カジキマグロがおおすすめです。カジキマグロは、ツナ缶などで手軽に摂取することも可能です。
ただしツナ缶は注意が必要です。油漬けは結構カロリーが高いので、使用する前によく油を切ることが大事です。なるべくなら水漬けを選ぶようにしましょう。カロリーがずいぶんと違ってきます。
6:お米
L-カルニチンを多く含む食材は、あまり多くは存在しません。しかし少しの量であればL-カルニチンが含まれている食材はたくさんあります。その中でもお米は毎日口にするものではないでしょうか?
お米に含まれているL-カルニチンの量は100グラム中0.06ミリグラムとわずかです。しかし、お米は日本人の食卓には欠かせません。パンではなく、お米を積極的に食べることをおすすめします。
まとめ
L-カルニチンはダイエットをする人にとって強い味方です。L-カルニチンを多く含む食材と性質を知る事で、うまく毎日の食生活に取り入れられます。
おいしく食べて、ついでに脂肪を燃焼してもらいましょう。
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