食事を1日に3食摂ることは当たり前のことと思われがちですが、現代では栄養過多になってしまう場合も多く、肥満になったり体調を崩してしまったりするのです。
リセットして内臓を休めるためにも、断食デトックスを行ってみましょう。
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断食ってどんなもの?
食べ物を一切口にせず、山籠もりしてお経を唱えて修行するようなイメージが断食という言葉で想像されがちですが、プチ断食はそこまで難しいものでもありません。ほんの少しの期間だけ食べ物を口にせずに過ごすというものです。
その期間はどのように行うかによって違ってきますが、簡単なものは半日から週末の3日間くらいのものまであります。
本格的な断食はきちんとして指導の下に行わなければ危険と言えますが、このプチ断食はやろうと思ったタイミングで、自分自身で行うことができます。
断食によるデトックス効果
常にものを食べたことによって動かされている消化器官を、休ませることが目的となるプチ断食ですが、体内のデトックスにも効果が期待できます。
人間はものを食べたときに「消化、吸収、排泄」という行為を行います。プチ断食を行うことで、このうちの消化と吸収をお休みすることができるため、消化器官が排出することに集中できるようになるのです。
普段の生活ではこの作用が追い付かずに、なんとなく便秘になっている人でも、排出に集中することで体内の老廃物や毒素をいつもよりも出すことができるようになります。
ダイエット効果も期待
ものを食べないことはすなわちカロリーを摂らないことになります。カロリーの代わりに体脂肪が使われて体重が減るという効果だけでなく、断食をすることで自律神経が刺激され活性化するため、基礎代謝もアップします。
基礎代謝は運動をしなくても生活しているだけでカロリーを消費してくれます。基礎代謝を上げることはそのままダイエットに自然とつながっていくのです。
断食は計画的に行う
プチ断食で必要なことは、順序立てて計画通りに行うことです。断食だから何も食べなければいいというものでもありません。いきなり食べ物が体に入らないと、体が驚いてしまい思ったような効果が得られなくなってしまうからです。
ですから体内調節やデトックス、ダイエットのためにもきちんとした方法で断食を行うようにしましょう。
準備期間
断食を始める前に、体にこれから断食を始めることを知らせるために、準備期間を設けます。
断食を始めようとする前の日の夕食は、量をいつもよりも少なめにします。
胃に負担がかかるような脂っぽいものや甘いもの、コーヒーなどは摂取しないようにしましょう。
もちろんアルコールは厳禁、寝る前にはいつもよりも多めに水分を摂ります。寝る3時間前には固形物の摂取はやめておきましょう。
断食
断食日は食べ物を摂らないようにします。しかしそのままでは脱水症状が起きてしまう場合がありますので、水分は摂るようにしますが、その際水はいつもよりも多めに摂るようにしましょう。
激しい運動などはせずに、読書や音楽鑑賞などをしながらゆったりとした気分で過ごします。
食べたいという欲求が大きいと、それだけでストレスになってしまい悪影響を及ぼしてしまいます。断食を行っている時間も楽しめるように工夫しましょう。
回復日
断食を行った次の日は回復日です。消化機能を休ませていたので、いきなり普通の食事には戻さないように注意しましょう。
朝食は半粥などをゆっくりと時間をかけて食べるようにします。
昼食は普通のおかゆにして、やはりよく噛んで食べるようにします。
夕食もいつもよりも量を抑えて、ゆっくりと食べるようにします。
回復日にお腹が空いているからとガツガツ食べてしまうと、せっかくの断食デトックスが台無しになってしまうので要注意です。
肉類や甘いお菓子、スナック菓子、アルコール、コーヒーなどは避けるようにしましょう。
まとめ
断食デトックスは消化器官の調子を整え、基礎代謝を上げてくれる効果的な方法です。
正しい方法で行わなければ効果を得にくいので、手順通りに行うようにしましょう。必ず体調の良い時に行う様にして下さい。
もし、 体調の悪い時や寝不足などの場合は行わない方が良いでしょう。
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