スマホやパソコンによる眼の疲れはそのまま放っておけば肩こりや頭痛、ひどい時は吐き気などの症状が起こる可能性もあるので気を付けたいですよね。
そんな時に効果があるエクササイズ「眼ヨガ」についてご紹介したいと思います。
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1:眼ヨガとは
眼ヨガとは、通常のヨガのポーズや呼吸法に眼の運動を合わせて行う健康法です。眼のかすみ、乾き、ショボショボするなどのトラブルは目の疲れが原因である事がほとんどです。それらの症状により身体のバランスが崩れ、やがて血行不良を招いてしまうのです。
眼ヨガはカラダのバランスを矯正する為に行うヨガと眼の運動を合わせる事によって、眼と身体の疲労を解消して、眼が持っている本来の力を引き出す事ができます。
2:視界が明るくなる「照気法」
① 両手のひらをこすり合わせて温めた後、お椀のような形にします。
② 手のひらの真ん中がちょうど眼の上にくるように眼を覆います。
③ 手のひらから眼に清涼な空気が入るようイメージしながら深~く息を吸います。
④ 息と共に眼の疲れや老廃物を吐き出すようにイメージしながらゆっくりと息を吐きます。
眼ヨガの基本とも言える照気法は、顔の力を抜いて「緊張がほぐれていく…ほぐれていく…」とイメージしながら行う事がポイントになります。遠く離れた所からエネルギーをもらうようなイメージで息を吸うと良いですよ。
3:一瞬にして視力がアップする眼ヨガ
眼の神経が覚醒するツボ押しです。
① 耳たぶの裏にあるくぼみを指で押すように刺激を与えます。
② しばらく指圧した後に、はぁ~とゆっくり息を吐きます。
ただツボを押すのではなく、息を吸って老廃物を息と一緒に吐き出すイメージの呼吸をしながら押さえましょう。呼吸と組み合わせる事で血中に酸素が巡って末端部まで組織が正常に動くので、ツボ押しの効果が倍増します。
これだけで不思議な事に視力が上がります。一回では一時的な効果しかありませんが、視力が変化するという事がわかればこれからも続けてやろうという気持ちになりますよね。
4:眼ヨガのポーズ
☆くつろぎのポーズ(シャバアサナ)
① モナリザの微笑みを思い浮かべながら仰向けになります。
② 手は斜め下45度くらいに伸ばして手のひらは上向きにします。
③ 足も30度くらい開いて全身の力を抜いてリラックスします。
④ 息を吐いた時に、少しずつ全身の力を抜いていきましょう。
緊張が緩んで血行促進効果があり、眼と身体の疲労回復に効果的です。
☆浮きコブラのポーズ
頸椎のバランス矯正と眼の筋肉をほぐすヨガのポーズです。
① うつ伏せになって手は胸の横におきます。
② つま先は立てた状態にします。
③ 息を深く吸いながら身体を反らして起き上がります。
④ お尻の筋肉をしっかり締める意識をします。
⑤ 息を吐きながらゆっくりと眼と顔を横に向けます。
⑥ 反対も同様に行います。
ゆっくり深呼吸しながら左右に3,4回首を振れば、肩や首のこりを解消できます。
☆ネコのポーズ
背骨のバランスが整い、眼にも効果のあるヨガのポーズです。
① 正座した状態で、息を吸いながら床に手をつき前へと滑らせます。
② 息を吐きながら、あごと胸を床に近づけて背中を大きく伸ばします。
③ そのまま四つん這いになり、手の幅は肩幅程度、足の甲も床につけて、目線は床に向けます。
④ 息を吐きながら手足は動かさずに、天井へ付き出す感覚で背中を丸めます。
⑤ お腹を凹ませて、頭を両腕の中に沈めます。
⑥ 30秒自然呼吸をしながらキープします。
⑦ 息を吸いながら背中を反らせて顔を上にあげて胸を張ります。
⑧ 自然呼吸で30秒キープします。
⑨ 息を吐きながらゆっくりと正座に戻ります。
5:眼ヨガの効果
ヨガで身体のバランスを矯正するのに加えて眼の運動をすると、視界が明るくなったり、対象物が浮き出て見えたり、コントラストがハッキリするようになります。
またじっくりと丁寧に行う事によって眼がリラックスして、眼や関連部位の血の巡りを良くするので、視界もスッキリして眼の自然治癒力を促す効果がありますよ。
まとめ
眼は疲れてしまってから目薬やサプリメントで対処するのではなく、疲れを溜めない事が大切です。パソコンを1時間使ったら眼ヨガをしたり、たまにはメガネをはずして眼を休ませるのも効果的でしょう。
眼ヨガは眼の疲れが回復する効果だけでなく、視力が改善する効果や老眼になるのを遅らせる効果もあります。仕事中や家事の途中、手の空いた時にでも試してみて下さいね。
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