「美しいお肌に必要な成分」と聞けば、コラーゲンと並んでよく耳にするのが「ヒアルロン酸」。さて、皆さんはこの「ヒアルロン酸」についてどのくらいご存知でしょうか。
これは、ストレッチをするときに「どこの筋が伸びているのか意識しながら伸ばしましょう」なんていうのと同じです!改めてヒアルロン酸の正体を確認し「今、ヒアルロン酸を摂っている」「こんなふうに働いている」と意識しながら一層その効果を高めていきましょう。
まずヒアルロン酸って何?その正体をチェックしてみましょう。
●体の中でどんな働きをしているの?
細胞と細胞の間にあるスペースを埋める成分の一つ。さらに細胞に水分を与えたり、細胞を外部刺激から守るバリアのような役割もしてくれます。また、血管のない表皮においては、血管の代わりに細胞へ栄養を運ぶ通路をつくるスグレモノ。ヒアルロン酸のおかげで、私たちは血管の通らない体の隅々までイキイキと元気でいられるんですね。
●商品化されたヒアルロン酸ってどうやってできているの?
ニワトリのトサカ、サケの目玉や頭の軟骨、サメの軟骨などに多く含まれるので、そこから抽出したものは「天然もの」ですが、商品として化粧品やサプリメントに配合されているものは、ほぼ人工的に作られた「バイオヒアルロン酸」です。バイオ技術の進歩により、天然ものと同様の効果を安価に・大量に得られるようになりました。バイオ技術に感謝感謝です!
●今私たちが持っているヒアルロン酸はどういう状態なの?
元々は私たちの身体の中に多く含まれているヒアルロン酸。幼少期をピークとしてだんだんと減るのですが…そこから比べても分かりにくいので、お肌がピチピチの20歳のときをベースにしてみましょう。20歳でのヒアルロン酸量を100%とすると、50歳代で約55%、60歳代で約30%まで減少、70歳代で殆どなくなります。ハイスピードで減ってしまいますね・・・。高齢者がひざが痛い痛いと言っているのは、ひざ関節のヒアルロン酸が減って、骨どうしがこすれ合っているためです。それだけの減少が肌でも起こっていると考えると恐ろしいですね…!
では、次に商品として知られているヒアルロン酸についてもう一歩お勉強。
●「低分子ヒアルロン酸」って何??
「低分子ヒアルロン酸」この言葉はよく目にしますね。低分子ヒアルロン酸とは体に吸収されやすくするため粒子(=分子量)を小さくしたもの。現在、販売されている化粧品やサプリメントは、ほとんどこの低分子タイプのものです。低分子化したもののデメリットは粒子が小さく体への吸収率が高い分、体内で早く分解されてなくなってしまうというところ。
ちなみに高分子はその逆。天然ものや私たちの身体に存在しているヒアルロン酸は高分子。外からは吸収されづらい代わりに、吸収されたものに関しては長く留まるので注入して治療・医療用に使用されます。どちらも一長一短があるのですね。
では、一番気になるヒアルロン酸の摂取方法について。
●日常的な食品からは摂取できるの
ヒアルロン酸が多い食品は、鶏のトサカや軟骨、手羽、フカヒレ、魚の眼、ミミガー、うなぎ・もずく・山芋…などなど。なんとなくグロテスクなものも多いような気もしますが…もずくや山芋のような日常的な食品もありますのでご安心を。しかもこれぞ「天然もの」のヒアルロン酸なのですから、化粧品・サプリで摂ろうとすれば相当お高いものにあたるわけです。ちょっとリッチな気分になれちゃいますね。
上記の食材は、コラーゲンを含むものも多いですね。両方取れちゃうなんて一石二鳥!「美人の食材」としてときどきは摂取したいものです。
まとめ
さて、ヒアルロン酸のが私たちの体にどのように存在しているのか、どう働いているのか、外部からはどう取り入れるのか、がわかると、もっと上手にヒアルロン酸と付き合えるような気がしますね。ヒアルロン酸を食べるもよし、塗るもよし、最終的には注入…なんて方法まで、付き合い方は色々あります!マメに補いながら美と健康に役立てていきましょう。
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