トマトで低カロリーダイエット!知っておきたい7つのコト

トマトで低カロリーダイエット!知っておきたい7つのコト
あなたは、世界で一番生産・消費されている野菜をご存知ですか?そう、実は今回のテーマになっている「トマト」なんです。

 トマトは栄養価も高く食べ方もいろいろあるため、世界中で大人気。そのまま食べたり、料理に加えたり、ジュースにケチャップ、パスタ用ソースやピューレ、ホールトマトや乾燥させたドライトマトも売っていますよね。

 栄養も使い道も豊富で、美肌にも強い味方であるこのトマト。カロリーも低く水分が多いので満腹感も得られるなど、理想的なダイエット食といえます。ビタミンA、ビタミン B1、ビタミン B2 、ビタミンC、リコピン、βカロチン、ビタミンU、ガンマアミノ酪酸、クロロゲン酸/ケルセチン、クエン酸など、肌や体にいい多くの成分をたっぷり含むトマトで、体質を改善しながら健康的にダイエットができるんです。

 そこで今回は、効果的にトマトで低カロリーダイエットをして美しくなるために、7つのポイントをご紹介しましょう。

 

トマトで低カロリーダイエット!知っておきたい7つのコト

1.トマトは夜食べるとダイエット効果絶大

ダイエット中は、摂取カロリーを抑えた夕食が好ましいですよね。トマトは、カロリーが低いにもかかわらず、豊富な栄養を誇ります。さらに、水分や食物繊維が多いため満腹感も得られるなど、ダイエットのための代表的な食材と言えるでしょう。

そして、トマトに含まれる多くのビタミンやミネラルなどは、痩せるのに欠かせない「成長ホルモン」を分泌するのに重要な栄養素です。成長ホルモンは、午後10時から午前2時の間に活性化されることがわかっているので、その分泌に合わせてトマトを摂取することが重要です。そして基礎代謝を上げ、痩せやすい身体を作っていきます。

2.加熱してリコピンの吸収率を上げる

トマトにはカロテノイド(カロチノイド)の一種である「リコピン」という成分が含まれていて、活性酸素を消す抗酸化力が強いカロテノイドの中でも特に強力な抗酸化力があると言われています。βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化力を持ちます。

このリコピン、加熱すると体への吸収率が2倍から3倍に増えるということがわかっています。トマトはさまざまな料理にもよく合うので、加熱方法に困ることはないでしょう。オススメのレシピは、とても簡単な「焼きトマト」です。焼くことで生よりも糖度があがるため、脳の中枢神経が刺激されて、より満腹感を得ることができるようです。

3.即効性はないため最低3ヶ月は続ける

トマトでダイエットをする場合、薬ではないので即効性はありません。しかし、漢方のように体の中から徐々に体質改善を目指しましょう。目標は、体内サイクルにかかる6ヶ月間。最低でも3ヶ月は継続するのが大切なポイントとなります。効果が感じられない、と1ヶ月程度で止めてしまっては意味がありません。

トマトダイエットは、時間をかけて、健康的に実践するのが理想的です。トマト1個が約29カロリーという、栄養豊富である上に驚くべき低カロリーな食材なので、長く続けてもまったく問題がありません。

4.生のトマトはオリーブオイルをかける

加熱して食べるのが一番望ましいとはいえ、生のトマトも美味しいですよね。トマトに含まれるリコピンやβカロチンは油に溶ける脂溶性栄養素なので、少量のオリーブオイルと一緒に食べることで吸収率がアップします。

5.規則正しい生活を心掛けること

1.でお話しした「成長ホルモン」を効率よく分泌させるためには、規則正しい生活は外せません。起床から食事、そして就寝時間と、できるだけ毎日同じ時間になるように気をつけます。それが一旦習慣となれば生体リズムが整い、効果的にトマトの栄養を体に取り込むことができるでしょう。また、当たり前ですが、暴飲暴食や偏食は避けるようにしてください。いくらカロリーが低いトマトでダイエットを試みても、それ以外の食事で高カロリーなものや偏ったものを摂っていては、望ましい結果を求めても無理というもの。バランスのよい食生活は、規則正しい生活を送る上で欠かせないポイントなのです。そして健康的なダイエットへと繋がっていきます。

6.リコピンは一日15mg摂取する

リコピンの働きに抗酸化作用があります。老化や生活習慣病を招く活性酸素を抑える役割がある抗酸化作用は、年齢とともに鈍ってくることがわかっていますが、リコピンを摂ることにより、活性化が期待できます。シミやシワ対策にも最適ですね。

その他にもさまざまな効能を持つリコピンですが、その理想的な摂取量は、一日15mg以上。トマトから一日に十分なリコピンを摂取するためには、トマト大2個、またはミニ17個、トマトジュース350mlだったら2−3本、ケチャップやピューレは大さじ4杯弱、ホールトマトなら1缶弱が目安となります。リコピンの効果を期待するためには、毎日一定量きちんと体内に取り込む必要があります。

7.トマトに唐辛子を加えるとダイエット効果大

トマトは夏野菜なので身体を冷やすとも言われています。運動後などのほてった身体には大きなクールダウン効果が期待できますが、身体が冷えると代謝は落ちてしまうため、加熱したり、身体を温める効果のある食材(例えば生姜や根菜、唐辛子など)と一緒に料理するといいでしょう。特に唐辛子にはカプサイシン(脂肪燃焼効果がある)が含まれているので、ダイエットにはより効果的です。トマトと唐辛子をオリーブオイルで炒めながら塩を加えると、トマトのうまみ成分が引き出されて非常に美味なソースができます。イタリア料理の基本であるこのソースを使ってさまざまな料理に応用できるでしょう。トマトジュースにタバスコを入れても美味ですよ。冷え解消効果も期待できるのでオススメです。

さて、「トマトで低カロリーダイエット!知っておきたい7つのコト」いかがでしたか?

簡単に購入でき、低カロリーで栄養豊富な優秀食材であるトマト。ダイエットするにはなくてはならない存在です。

その効果的な摂取方法をしっかりと学んで、ぜひ、健康的にスリムな体を手に入れましょう!

まとめ

1.トマトは夜食べるとダイエット効果絶大
2.加熱してリコピンの吸収率を上げる
3.即効性はないため最低3ヶ月は続ける
4.生のトマトはオリーブオイルをかける
5.規則正しい生活を心掛けること
6.リコピンは一日15mg摂取する
7.トマトに唐辛子を加えるとダイエット効果大

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