レコーディングダイエットで失敗しないコツ

 外食が多い人やついつい食べ過ぎてしまう人は、ダイエットがなかなか思うようにいかないと思います。特に中年になれば太っていることが健康上のリスクになるので、おそらくは自分自身で問題があることを実感を持って理解しているはずです。しかし日々の習慣ほどなかなか変えていきづらいもので、ダイエットが長続きしない所以です。

 レコーディングダイエットという手法があります。ダイエットへの動機を心理作用に求める点がユニークです。すなわち過食や脂質・糖質の多い食べ物をとっていたことに自己批判を促す訳です。早速やってみましょう。朝起きてから寝るまでに何を食べたかを克明に記録します。3度の食事や間食を含めて。1週間分を振り返れば食生活の問題点が見えてくるでしょう。

 

食事を見直していくには現在の体重がどうなのかを出発点にします。BMI(肥満度判定指数)を求めてみます。あなたが身長160cmで体重70kgだとします。

 BMI=70÷(1.6×1.6)=27 求めた数値を以下の区分に当てはめると肥満ということが判ります。

 BMI<19.8:肥満度-10%、痩せている

 19.8<=BMI<24.2:肥満度-10%以上+10%、標準

 24.2<=BMI<26.4:肥満度+10%以上+20%未満、過体重

 26.4<BMI:肥満度20%以上、肥満

 現状の体重70kgが変動していないと仮定すると、摂取している一日あたりのカロリー計算をしてみると、

 体重×30kcal=2100kcal です。

 身長から推計する理想体重は、

 理想体重=身長-110 ですので 160-110=50kg になります。そして一日あたりのカロリー計算をしてみると、

 50×30kcal=1500kcalになります。

 あなたの現在の体重とあなたの理想体重における一日あたりの総カロリーはかなり乖離していると考えられます。しかしいきなり理想体重のカロリーで食事メニューを組み立てると、後が続きません。徐々に減らしていけば良いのです。またあまり急激に体重を減らすのも好ましくなく、1ヶ月3~5kgに留めるべきです。そしてこのメニューに切り替えた後でもレコーディングダイエットを継続します。

 食事制限は辛いですが一口一口よくかんで食べることを心がけるとずいぶんと変わります。最低でも15分以上かけてゆっくり食べて下さい。すると満腹中枢神経の働きで物足りなさが軽減されます。

こちらもおすすめ

Speak Your Mind

*