デットクスは日々の生活の中でたまってくる老廃物や毒素を排出し、女性のあらゆる体の不調を改善してくれます。最近太りやすくなった、むくみが気になる、疲れやすい、肌荒れなど体の不調を感じていませんか?女性の美容と健康に欠かせないデトックス。デトックスのお茶で手軽に効果をあげていきましょう。おすすめのお茶のデトックス成分を紹介いたします。
1 ローズマリー
シソ科のハーブであり、ヨーロッパでは消臭効果や抗菌作用があることから肉料理によく使われています。お茶にするとくせがなく飲みやすいですが脳を刺激する香りが特徴的で心身の疲れを癒し、集中力や記憶力が高まります。
神経疲労やストレス、眠気に有効です。若返りのお茶といわれるぐらい血行が良くなり血管が丈夫になります。朝起きるのがつらい方、便秘がちな方、頭痛、花粉症の方もこのお茶を飲むとスッキリするデトックス効果があります。妊娠中や高血圧の方は使用量に注意しましょう。
2 ルイボス
原産地の南アフリカでは不老長寿のお茶として飲み続けられています。甘みがありカフェインを含まないため赤ちゃんから安心して飲ませることができ健康にも美容にもいいことから女性に注目されています。スーパーオキシドディスムターゼという物質の活性が高く抗酸化作用のあるお茶です。
血液の循環や代謝促進の作用があり腸内環境を整え悪玉菌や毒素を排出するデットクス効果があります。またストレスや脳の興奮を抑えノンカフェインのため安眠へと導きます。
3 ハイビスカス
このお茶は赤色の刺激のある酸味が特徴です。カリウムを多く含み利尿作用があるので余分な水分を体外に排出してむくみを解消してくれるデットクス効果があります。またビタミンCも含み、その抗酸化作用が風邪や肌荒れを回復に促してくれます。梅干しの成分と同じクエン酸も含まれるためエネルギー補給に働き疲労回復、スタミナ維持に役立ちます。
酸味が気になる場合はローズヒップとブレンドすると飲みやすいそうです。
4 ローズヒップ
ローズの花の後の実を乾燥させたものをお茶として飲まれます。トマトでおなじみの成分のリコピンやビタミンA、B、C、Eを含み抗酸化作用が高い成分が揃っています。そのデットクス効果は便通や利尿をよくし、美白効果やダイエット効果も期待できます。
5 ハトムギ
イネ科の穀物でハト麦の実をお茶にします。伝統的にイボ取り薬として使われるほど美肌作用があるそうです。
デトックス効果は体内の水分は多すぎても少なすぎても健康を害しますが、多すぎる水分は排出し、足りなければ保水する利尿作用があります。カフェインがないが体を冷やす作用があるため妊婦さんは気をつけましょう。
6 レモングラス
ドライとフレッシュのタイプのお茶があり、葉にお湯をそそぐとレモンのさわやかな香りが漂います。飲むと少し酸味もある感じがします。起床時や眠気がある時に飲まれるとその香りと苦みのないさわやかな味から気分がリフレッシュします。胃の働きを刺激し消化を促進するので胃もたれを予防するため食後に飲むといいでしょう。
さっぱりするので食後のお口直しにもいいお茶です。おなかの調子を整え、腹痛や下痢を予防しガスを排出するデットクス効果もあります。
7 タンポポ
根や葉を細かく刻んで乾燥させたものをお茶として飲みます。ヨーロッパではおねしょのハーブといわれるぐらい利尿作用があります。老廃物を体の外に排出するデトックス効果がむくみを解消します。
毛細血管での血液循環を促進させる作用があり血行がよくなり冷え症を改善、便秘の解消、母乳の出を良くしてくれます。血中コレステロールや脂肪を減少させる作用もあり、血液をサラサラにするため乳腺炎の予防にもいいそうです。
8 アーティーチョーク
ヨーロッパでギリシャローマ時代から、脂肪やアルコールの代謝を助ける植物として使われていたハーブです。日本ではチョウセンアザミと呼ばれ、キク科に属した植物です。お茶にするとさっぱりとした風味でほろ苦く感じます。
鉄、カリウム、ビタミンP、アミノ酸を豊富に含んでおり、デットクス効果として肝臓の解毒作用や腎臓の代謝を促進し胆汁の分泌を促して血中コレステロールや脂肪を改善に役立ちます。便秘にも効果的です。体脂肪が気になる方やむくみがちな方は注目のハーブです
まとめ
様々なお茶のデットクス効果は昔から色々な国で用いられたこともわかり、女性が健康できれいにあり続けるために試してみる価値がありますよね。
自然な形で毒素を排出してくれるのでいつもの飲物をデットクスのお茶に変えることで、時間もかからず、場所も選ばず毎日手軽にデットクスを行うことができます。ブレンドして飲用してもいいですし、ご自身に合ったものを選んで飲用してみてもいいでしょう。