太っていなくても太っているように見えてしまう二重あご…「私は二重あごじゃない」って思っているそこのあなた、正面から見ただけでは分かりませんよ。
顔を、横・斜めから見て、あごの下にお肉が付いていませんか?この横顔のラインが美しくないと、他人からの印象は「二重あご」です。
人に見られる自分の顔の多くは、横・斜めの顔です。次のエクササイズを行って、全方位から見られても安心な、スッキリとしたフェイスラインを作っていきましょう。
2週間で二重あご解消!7つの超簡単ストレッチ&エクササイズ
① 日常生活でのエクササイズ
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姿勢を正す
正しい姿勢をとっている状態では、5~6kgの重さの頭を脊柱が支えています。しかし、姿勢が崩れて首が正しい位置にないと、筋肉がバランスを摂ろうとして緊張した状態になります。そして姿勢が前のめりになり首が前に出ると、あごの動きを妨げてしまい、その結果、あごの周りに老廃物が溜まり慢性的なむくみとなり、重力に負け、とうとう二重あごになってしまいます。まずは、姿勢を正すだけでも立派なエクササイズになるのです。
では次に、すでに溜まってしまった老廃物はどうすればよいのか。次の方法で対処しましょう。
② 血行を良くして老廃物や不要な水分を流すストレッチ
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天井を見るように顎を突き出し、首を後ろに反らせる。
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ゆっくりと「あ、い、う、え、お」と言いながら口を大きく動かす。
上記のストレッチは、気がついたときにマメに行いましょう。
次に、シャープなあご作りのための筋肉のエクササイズです。あご周りには普段使われない筋肉も多くあります。
③ あご周りの筋肉を鍛えるエクササイズ
まず、エクササイズを行う前に、どこの筋肉を刺激しているのか意識できるようにしておきましょう。
<二腹筋>口を開けるときに使う筋肉です。普段行われる動きですが、重力に頼っているため、実は筋肉はあまり鍛えられていません。
<翼突筋>顎を前後左右に動かす筋肉です。実際に動かしてみると、普段あまり行わない動きだということが分かりますね。
<顎舌骨筋>口の中の舌下にある筋肉です。日本語の発音は舌の筋肉をあまり使わないので、日本人は日頃からこの筋肉を鍛えることができません。
二重あごは日本人に多いともいわれますが、その理由の一つとしても挙げられます。
では、上記の筋肉を意識しながらエクササイズを行います。
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背筋をまっすぐ伸ばし、ゆっくりと上を向きます。
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ゆっくりと、出来るだけ大きく口を開けます。
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その状態を5秒保ちます。
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5秒かけて、ゆっくりと口を閉じます。
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5秒かけて、ゆっくりと正面を向きます。
これは<二腹筋>を鍛える動きです。
次は、「口を開く、閉じる」という動作を「下あご・下唇を突き出す、戻す」に置き換えて<翼突筋>のためのエクササイズ、「舌を垂直に突き出す、戻す」に置き換えて<顎舌骨筋>のためのエクササイズにしてみましょう。
続いて、舌のエクササイズを強化しましょう!
筋肉が鍛えられる他、筋肉に絡む血管やリンパの流れが活発になり、脂肪の燃焼が盛んになります。「体は太っていない」という人でも、老廃物のたまっている場所には脂肪も付きやすいもの。少しでもほっそりしたあごを目指すために、脂肪もどんどん燃やしましょう。
④ 舌の筋肉をさらに強化するエクササイズ
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背筋を伸ばして、両肩を下に下げましょう。顔はまっすぐ正面を見たまま、舌を思いきり出し、10秒かけて一周。舌を根元から出すイメージで。
これを左右、好きな回数だけやってください。
最後に頑張ったあごの下の筋肉をクールダウンさせましょう。仕上げにリンパを流すことにもなり、一石二鳥です。
⑤ あごの下のクールダウンとリンパ流し
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鎖骨の部分を指で軽く押す
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両手で顎の肉を耳の後ろのリンパまで流す
(摩擦が起こらないように、タオルなどを当てた上から行うとよいでしょう。)
以上のエクササイズをまずは2週間続けてみましょう。普段あまり行わない動きなので最初は筋肉痛を感じるかもしれませんが、効果も感じやすいのではないでしょうか。
ぐっと色気のある横顔美人に近づきますように!