運動せずとも、家で過ごしているだけでも起こりえる熱中症は、酷くなると命を落とす危険性もあるので決して侮れません。
実は熱中症対策にオススメなのが食べ物で解消する方法です。熱中症対策に有効な食べ物7種をご紹介します。
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1:ゴーヤ(にがうり)
旬の野菜や果物を食べたほうが体にいいというのはご存知ですか?それは、季節の環境に影響される体の状態に、最も必要な栄養素を含んでいるからです。
ゴーヤの本場沖縄では、夏にゴーヤを食べるのは当たり前。トマトの5倍以上と言われるゴーヤのビタミンCは、加熱しても消失されずに残るので、免疫力を高めるために積極的に摂るようにしましょう。
また、発汗などで失われるカリウムが体内で欠乏すると、細胞は脱水状態となります。ゴーヤにはカリウムも含まれているので、夏に理想的な食材といえるでしょう。
2:キュウリ
キュウリも夏が旬の野菜で、カリウムとビタミンCも含まれています。水分が90〜95%と多いので栄養素を摂ると同時に、まず水分補給ができるという利点があり、キュウリを一本食べるだけで約100ccの水分を摂取できます。
また、ほてった体を冷やす働きがあるので、熱中症予防にとても効果的な野菜です。手軽に皮も剥かずに食べられるし、ぬか漬けにすると一緒にビタミンBも摂取できるので理想的でしょう。
コリコリとした歯ごたえのおかげで食欲が落ちていても食べやすい点もポイントが高いですね。
3:梅干し
脱水症状の緩和で使用する経口補水液は、食塩とクエン酸ナトリウム、塩化カリウムとブトウ糖からできています。
そして、梅干しに含まれる成分は、塩分(ナトリウム)とクエン酸、カリウム、そしてブドウ糖です。
梅干しは熱中症対策にとても有効な食品と言えるでしょう。汗によって失われた塩分を補給するとともに、クエン酸が疲労の原因である乳酸菌の蓄積を妨げて体の機能回復を助けます。
塩分の吸収を促すブドウ糖も含まれているので、ぜひ水や麦茶などの水分と一緒に摂りたい食べ物です。
4:枝豆
枝豆には、たんぱく質、ビタミンB1、B2、C、カリウム、カルシウムの他、鉄、食物繊維など、様々な栄養素が含まれています。
疲労回復、夏バテ予防、パッと茹でて軽く塩を振れば手軽に食べられるので、夏の間は特に、できれば毎日取り入れたい食材です。
アルコールから肝臓を守る効果もあるそうなので、やっぱりビールと枝豆は切っても切れない組み合わせかもしれません。
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