メリロートのむくみ改善効果は本物?

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女性にとって気になるむくみ。脚がむくんでいるだけで、ものすごい太い脚に見えてしまいます。

この嫌なむくみをとってくれるといわれているのが「メリロート」です。

サプリメントであるメリロートを飲むだけで、本当に効果は期待できるのでしょうか。

なぜむくみが起きるのか

むくみは水分といわれますが、正確に言えば老廃物を含んだリンパ液です。血液は心臓というポンプによって体中を巡りますが、リンパ液にはポンプがないため、うまく戻れずに滞ってしまう場合があるのです。それがむくみとなって表層に現れてきます。

ひどい時には足がむくんで靴が入らなくなったりします。こうした厄介な老廃物をそのままにしておくと、やがて脂肪細胞と結びついてセルライトへ変化してしまいます。

ただのむくみがそのまま脚の太さになってしまう可能性もあるのです。

メリロートがむくみに効果的といわれる理由

むくみは体内に老廃物や余分な水分がたまってしまうために起きてしまいます。つまり老廃物を血流にのせて、正しく輩出できるようになればむくみは軽減されます。血流をサラサラにすると、むくみが発生されにくくなるのです。

メリロートはアジアからヨーロッパにかけて自生するマメ科の植物です。古くからむくみや頭痛のお薬としても使用されてきたハーブでもあります。

そのメリロートに含まれている成分のほとんどは、血液をサラサラにする働きがあるため、むくみに効果があるといわれています。

メリロートに含まれている成分

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クマリン

クマリンには血液の凝固を防ぐ働きがあります。クマリンは脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる、血栓の予防に使用されている成分です。

クマリンの効果により血液がサラサラになることで、余分な水分や老廃物がたまりにくくなります。そのため、むくみにも効果が出るという訳です。

サポニン

サポニンには強い抗酸化力が含まれています。血液中のコレステロールが酸化されると、過酸化脂質と呼ばれるものになってしまいます。過酸化脂質は血栓を作り、血液の流れを滞らせてしまいます。

サポニンにはこうした血液中の血栓の生成を防ぐ効果があるのです。血行が促進されることにより、冷えやむくみの緩和にもつながってきます。

ケルセチン

ケルセチンはポリフェノールの一種で、黄色い色素のフラボノイドに分類されています。血流の流れを改善し、生活習慣病の予防にも効果が高い成分といわれています。

ケルセチンはインスリンの過剰分泌を抑え、血糖値の上昇を抑えてくれるため、糖尿病の予防効果に期待が持てるのです。食物では玉ねぎに多く含まれています。

メリロートによる副作用

むくみに効果的なメリロートですが、効果があるがゆえに使い方を間違えると副作用が出てしまう場合もあります。どのような副作用が出てしまうのでしょうか。

肝機能障害

メリロートに含まれているクマリンという成分は、むくみに大変効果的ですがとても強い成分なので有毒成分として紹介させる場合もあるのです。

クマリンは医薬品にも用いられているため、厳格な品質規格があります。ですがサプリメントとして含まれているクマリンに対する規制は大した強制力もないために、過剰に摂取してしまう人が出てくるのです。

メリロートによる健康被害の大半は、この過剰摂取によるものということができます。

副作用が起きないようにするために

メリロートのサプリメントは数多くの会社から販売されています。それぞれがメリロートの摂取に対しての注意事項を設けているはずです。

クマリンの含有量もそれぞれ違っているはずなので、注意事項をよく読んで自分が飲んでいるメリロートの量に従ってください。

医療的にはクマリンの一日の摂取量は、個人の体重差によって変わってきます。欧州食品安全機関(EFSA)が設けている一日のクマリンの最大摂取量は、体重50キロの人が5mgと決められています。

これ以上の摂取は副作用を引き起こす原因にもなりますので、摂取しないように気を付けてください。最低でもサプリメントに書かれている注意事項の量を超えないように注意しましょう。

まとめ

メリロートはむくみに効果的な作用があるのは事実のようです。それはメリロートの成分のほとんどに、血液サラサラ作用があるため、老廃物を運んでくれるからです。

効果があるゆえに副作用も気をつけなければなりませんので含有量を確認し、必要以上に摂取しないように気をつけましょう。

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