アシュタンガヨガ7つの特徴と効果

アシュタンガヨガ7つの特徴と効果

今やヨガは女性のみならず男性も手軽にできるフィットネスとしてスポーツジムのプログラムにも必ずと言っていいほど組み込まれていますよね。その中でもヨがと深くかかわった方が行き着くのが『アシュタンガヨガ』ではないでしょうか。女性が多いヨガ人口の中でも、その運動量の多さや特徴的な動き、効果から男性にも取り掛かりやすく人気があるようです。

はじめに『アシュタンガヨガ』とはスローリーなヨガのイメージを根本から覆す積極的に体を動かすスタイルのヨガです。動作の一つ一つ、その順番や呼吸まで全部決められていてその一式の流れを途切れることなく決まったポーズをダイナミックにしていくのが特徴のヨガでその効果の高さからハリウッドセレブやアスリートからも人気がありとりいれている人も多いと聞きます。

1 ポーズ

太陽礼拝・立位、逆転、フィニッシングの各ポーズから構成された、力強くダイナミックな動きをポーズからポーズへ途切れることなくなめらかに繰り返すことで運動量が高く肉体的に鍛えられ、消費カロリーも多いです。

そのため一つ一つの動作をきちんと覚える必要がありますが、流れるように体を動かすことができるようになると自信につながり楽しみながら行うことができます。ハードな動きも多いため男性にもおすすめなヨガです。

2 呼吸

ポーズと連動させて行う呼吸法です。ヨガならではの「呼吸を意識しながらそれに合わせて身体を動かしていく」ものです。アシュタンガヨガでは胸式呼吸(口を閉じて鼻から息を吸い込み鼻から出す呼吸法)を使い意識的に音を立てながら呼吸することで精神の集中をしやすく、アシュタンガヨガ独特の滑らかな動きにも対応しやすくなります。

特に胸式呼吸は、姿勢が良くなり、身体がすっきり目覚める効果があり「毎日するヨガ」と言われるアシュタンガヨガにぴったりです。朝に行うとなおいいですね。

3 視点

アシュタンガヨガでは視線を固定することで集中力を高め、意識を身体の内側に向かわせ、精神を落ち着かせる効果があると言われています。はじめ、慣れないうちは自分の 鼻先を見ることや目線を合わせやすいポイントを見つけることから行うと視点を定めやすいです。

視点を定め、アシュタンガヨガのポーズを呼吸に合わせて行うことでより集中しやすくなります。

4 腹筋の使い方

アシュタンガヨガではポーズをとる最中は、意識的に下腹部を背中の方へ引きつけることを頭に置いて行います。これは胸式呼吸をする際にも重要で、お腹をへこませたまま息を吸ったり吐いたりすることでより、身体の奥深く隅々まで新鮮な空気がいきわたりリラックス効果が高くなります。

その際、呼吸の音をしっかり出すことが重要です。呼吸のたびに腹筋を使うことで引き締まったウエストラインになります。

5 運動量

次々とテンポにのって決められたポーズを繰り返していくのでエネルギーの消費量が高く、発汗しやすくエクササイズ効果が大きいヨガです。そのポーズ一つ一つも動きがダイナミックなので丁寧に行うことでより運動量が高くなります。

アシュタンガヨガは毎日続けることで徐々に筋肉が付き基礎代謝が上がります。結果、エクササイズとなり身体が軽く見た目にもバランスのとれた美しい身体になります。

6 集中力のアップ

 アシュタンガヨガの特徴、視線を固定することで集中し、またそれを毎日繰り返すことで集中力が高くなります。また視点を定めることで五感が研ぎ澄まされ一点集中する力が付いてきます。

アシュタンガヨガを朝の習慣にすることで、外部からの刺激に敏感になりクリエイティブな生活がおくられそうですね。毎日繰り返し精神を鍛えることが重要です。

7 生涯修行

 アシュタンガヨガは元々一生努めるのに十分な修行と言われています。根気よく向き合うことで、持久力や精神が強くなり心が落ち着き強い平常心を持つことができます。
 また、毎日継続して行うことで筋肉が強くなり、骨のゆがみも取れ身体を強く柔軟にしてくれます。ストレス社会と言われる現代も強い精神力があれば向かうところ敵なしですね。

まとめ

 終わりがないアシュタンガヨガは突き詰めれば突き詰めるほど奥が深く、よりその精度が高くなります。積極的に身体を動かし精神集中することを毎日続けることで、外面的にエクササイズとしても効果が高く、内面的にもストレスフリーの状態を保つことができ心身ともに健康でいられることができそうですね。パワー・ヨガのルーツとも言われるアシュタンガヨガは世界中で支持されています。

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