パソコン作業などのデスクワークにより背中全体が固まって知らず知らずのうちに背中が丸まって姿勢が悪くなっていませんか?また肩こりや頭痛に悩まされてはいませんか?普段の生活が忙しくあまり背中に意識することがないのですが、背中をストレッチでほぐすことによって美容にも健康にもいい効果があるそうです。女性におすすめの背中ストレッチをご紹介いたします。
1 肩こり解消ストレッチ
肩こりは放っておくと頭痛や倦怠感を起こすこともあり、仕事も集中できず、そのつらい症状に悩まされます。肩こりが背中の上部に感じる場合があり、また背中の上部に張りなどの違和感がある場合もあります。
背中の筋肉が緊張しているため起こる症状でその緊張をストレッチでほぐすことにより血液循環がよくなり肩こりが解消されます。背中の肩甲骨周辺の筋肉を動かすストレッチが有効です。
- ① 椅子に座るまたは床にあぐらになって座ります。
- ② ひじを方の高さにあげ、ゆっくりと円を描くように後に回します。
- ③ 10回繰り返し行います。
- ④ 同じように後ろから前に10回回します。
- ⑤ 反対側も同様に行います。
2 猫背解消ストレッチ
猫背は自分ではラクな姿勢でも見た目が悪いばかりでなく体にも負担をあたえてしまいます。自律神経が影響を受けて便秘や内臓の不調の原因となったりメンタル面でもマイナス思考になりやすかったりするそうです。
背筋が弱いと猫背になってしまいます。背筋を鍛える背中ストレッチで猫背を解消します。
- ① うつぶせになり両手をバンザイし足は腰幅に開きます。
- ② あごと足を上にあげ海老反りを10回行います。
- ③ うつぶせのまま10秒間休憩します。
- ④ 3~5セット行うといいでしょう。
3 背中のダイエットストレッチ
背中は加齢も伴って筋肉が衰え贅肉へと変化してしまいます。普段はあまり意識しない背中だけに気がついた時にびっくりすることもあります。背中がコリ固まってしまうと血流が悪くなり脂肪がつきやすくなります。
背中の筋肉を鍛えると背中のコリがほぐれ血流がよくなり代謝がアップします。ストレッチで背筋を鍛えることで余分なお肉を落とし背中のラインを整が整ってきます。美しいバックスタイルを期待できます。
- ① 肩幅に足を開いて立ちます。
- ② 両手を軽きにぎりひじを90度に曲げます。
- ③ ゆっくりと左右に開き3秒間キープします。
- ④ 両腕をくっつけるように腕を前にもってきて3秒間キープします。
- ⑤ 肩甲骨の動きを意識して5セット行いましょう。
4 顔のたるみを解消する背中ストレッチ
背中にある大きな筋肉の僧帽筋が顔のたるみにも影響しているそうです。
僧帽筋は顔の筋肉と皮膚を引っぱり上げるという働きをしてくれるので僧帽筋が固まったり衰えたりすると顔のたるみが生じやすいのです。僧帽筋をほぐす背中ストレッチで顔のたるみを解消しましょう。
- ① 椅子に座り背筋を伸ばします。
- ② 腕を頭の後ろに添えて胸をはって上体を後ろに反らせるようにして15秒間キープします。
- ③ アゴが首につくように前に倒して体を丸め15秒間キープします。
- ④ 3セット行うといいでしょう。
5 疲労回復の背中ストレッチ
椅子に長く座っていたり、ずっと立ちっぱなしでいたり同じ姿勢でいると疲れがたまってきます。そんな時はこわばった筋肉のコリをほぐし血行をよくすることで回復します。
背中の姿勢を維持する筋肉をストレッチで伸ばしてあげることで疲労をやわらげてくれます。
- ① 足は大きく開いてつま先を外側に向けて立ちます。
- ② ひざに両手を置き、息を吐きながら右肩を前にゆっくり落としていきます。
- ③ ゆっくり元の姿勢に戻り左肩も同様に行います。
- ④ 左右5回ずつ行いましょう。
6 リラックス効果の背中ストレッチ
ストレッチは体に入っている余分な力が抜けて心もほぐれリラックス効果があります。背中の筋肉を少し動かすだけで血液循環がよくなるので副交感神経が優位になってリラックスします。ストレスも解消され、寝つきが悪い方も眠りやすくなります。
- ① 両手を方につけ両ヒジを胸の前でつけるようにし背中を開きます。
- ② 息を吸いながらくっついた両ヒジ離しながらを耳の横まで引き上げます。肩は上がらないようにします。
- ③ 息を吐きながら背中で両ヒジをつけるイメージで胸を開きます。
- ④ 5回行いましょう。
まとめ
背中ストレッチは仕事の空き時間や就寝前などちょっとした空き時間に行える簡単な方法でその効果からいっても女性におすすめな方法です。またお風呂あがりに行うと血液循環が促進されて効果が高いようです。
毎日行うことで1日の疲れをリセットすることができ女性にとってうれしい効果も期待できます。美容と健康のために日々の疲れや姿勢のゆがみを蓄積しないためにもぜひ実践してみましょう。