足のむくみは実は怖いもの。むくんでいるけどこのくらい大丈夫か…と放っておくと、ダイエットや健康の妨げになることもあります。むくみがひどくなると血栓が生じることもあるので、ただの一時的なものと侮っていては危険かもしれませんよ。今から紹介するマッサージ方法で、足のむくみとオサラバしちゃいましょう!
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1 マッサージを始める前の準備
マッサージを行う目的は、血液やリンパの流れを良くすることです。そのため、身体がほぐれていなければ効果は半減してしまいます。冷えもマッサージの効果を落としてしまうため、マッサージを行う前はしっかり入浴するようにしましょう。シャワーだけで済ませたりせず、しっかりと湯船に浸かることが大切です。湯船に浸かることで心身ともにリラックスし、脳内快感ホルモンが放出されやすくなります。これにより体温上昇・血行促進が起こり、体内浄化に繋がるのです。
2 マッサージに使う道具
マッサージを行う際は、オイルやクリームを使用すると、すべりが良くなりマッサージが効果的に行えます。また、オイルなどの潤滑剤を使わずにマッサージをすると、マッサージのときに強い摩擦が起こり、肌を傷めてしまう可能性があります。オイルやクリームを使用すると保湿効果も上がるため、何か1つ用意すると良いでしょう。
アロマオイルであれば、むくみを解消すると言われているグレープフルーツのオイルがむくみ取のマッサージには向いています。柑橘系の香りは心身のリフレッシュにも効果的なので、疲れたときには尚良いです。
クリーム系に関しては、ダイエット用の脂肪燃焼系成分の入ったクリームや、むくみ解消をうたった商品もあるのでいろいろと試してみるのが良いでしょう。中には保湿成分などが入ったものもあるので、冬場の乾燥対策などで保湿を行うついでにリンパマッサージをする…というのも賢い手段だと言えるでしょう。
3 足ツボを押す
準備が整ったら、まずは足の裏を全体的にまんべんなく押していきましょう。左右の足の裏を10秒ずつ程度押したら、今度は足の甲を同じく10秒程度押します。足の甲にはむくみに効くツボがあるので、広範囲にわたって押していきましょう。足の裏も足の甲も、もし痛みを感じるようであれば押しの強さを弱めて、その分回数をたくさん押すようにしましょう。痛みを感じてしまっては、せっかくの効果も半減してしまいます。気持ちいいと思う強さで押していきましょう。
足の裏・甲がもめたら次は足の指をもんでいきます。足の指を根本からつまむように持ち、根本の辺りを弱く押すようにしてマッサージしましょう。足の指の根本周辺にはツボがたくさんあるので丁寧に押していきましょう。最後に足の指の間に手の指を入れて足を甲側からつかみ、グルグルと回しましょう。こうすること足裏全体の血流が良くなります。
4 ふくらはぎ・太もものリンパマッサージ
足首からふくらはぎにかけてを両手で包み込みながらゆっくりと持ち上げるように動かします。このときイメージとしては足の後ろ側(脛ではなくふくらはぎ側)を押していくイメージで手を動かします。もしオイルやクリームなどで手頃なものがなければ、お風呂場でボディソープなど石鹸のすべりを借りながらマッサージするのが良いでしょう。あまりにもすべりが悪いと、皮膚が引っ張られる痛みでマッサージを気持ち良いと思えなくなってしまいます。
5回程ふくらはぎ裏のマッサージを行ったら、今度は膝から太ももにかけて、内側を同じように持ち上げるイメージで手で押し上げていきます。このとき指で必要以上にもむことは必要ありませんが、手が滑っていくときに最後に圧力をかけるつもりで、手のひらと同じルートを指がたどることを意識しましょう。こうすることで肌に触れている手全体にちょうど良く力が入るようになり、マッサージの効果も上がります。
5 太もものむくみを特にとりたい場合…
太もものお肉を掴み、雑巾絞りのようにギュッと左右でひねるマッサージもあります。コツは大きくつかんで、しっかりとねじること。これによって太もものセルロイドが刺激され、燃焼に繋がります。特に太もものお肉というのは、歩くときに意識して使わなければほとんど動かさないままになってしまうので、こうして人工的にでも動かしてやることが効果的なのです。
まとめ
むくみがひどくなると、足に倦怠感や痛みを感じるようになってしまいます。そうなってくると足を動かすのも嫌になってしまうので、むくみがひどくなる前に手を打つようにしましょう。マッサージだけではなくストレッチなどもむくみとりには有効です。自分に一番向いている方法を探して、継続していくことが何よりも効果を発揮します。気候が寒くなって足が冷えると余計にむくみが進行するので、冬まっただ中になる前にむくみを取る癖をつけてしまいましょう!
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